「南関東公営競馬」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎競走馬・騎手・調教師:   格付けがわけわからんのでリライト
→‎競走馬・騎手・調教師:   クラス混成時の負担重量
19行目:
南関東4競馬場が外厩制度を導入 http://www.keiba.go.jp/topics/2006/0329_1.html</ref>、もとは[[高崎競馬場]]の[[トレーニングセンター]]であった[[境共同トレーニングセンター]]を始め、[[2014年]][[3月6日]]現在で合計202の馬房が外部に存在している<ref>南関公式「南関東地区認定厩舎馬房数状況」(2014年5月5日閲覧) https://www.nankankeiba.com/info/approved/ </ref>。
 
競走馬の格付け(クラス分け)に関しては、原則として1着賞金だけが基準となる[[中央競馬]]と異なり'''競走により獲得した全賞金を一部補正して算出される番組賞金'''に基づいて、A1・A2・B1・B2・B3・C1・C2・C3の全8クラスのいずれかに格付けされる<ref>南関公式「番組について」 http://www.nankankeiba.com/info/qanda/program.html#qa02</ref>。各馬は毎年[[1月]]と[[7月]]に、馬齢ごとに定められた基準賞金に基づいてクラスが決まる。2歳馬・3歳馬はそれぞれ馬齢限定で獲得賞金額による条件競走(「2歳80万円以下」「3歳185万円以下」など)を行なっていき、3歳2月にA1、3月にA2、4月にA3……というように各クラスの基準賞金に達した馬から順に格付けされていく(つまり強い馬ほど古馬との対戦が早く始まる)。そして4歳1月にC2の基準賞金に達していない馬がC3となる。なお[[2013年]]まではA3クラスと4歳条件戦も設けられていたが、[[2014年]]より廃止となっている<ref>ただし、4歳馬については4歳3月末までは基準を満たしていなくともC3級で出走が可能となる救済措置が執られた。南関公式:「格付基準表及び競馬番組の一部改正について」 http://www.nankankeiba.com/news_kiji/3247.do</ref>。また2014年現在、地方競馬の他地区から4歳以降に転入してくる競走馬については、実際の獲得賞金にかかわらず強制的に番組賞金を変更する規定も存在する<ref>他地区の賞金水準の急落により転入の基準に番組賞金が満たなくとも、勝利数による例外規定が設けられたため。一例として、2013年の大井競馬では6勝を上げてさえいれば獲得賞金にかかわらず4歳馬は転入できるが、番組賞金は600万円に設定され当年中はC1より下には落ちない。特別区競馬組合「大井競馬場平成25年度競馬組合」 http://www.tokyocitykeiba.com/01/popup/pdf/ooikeiba_bangumihyou_h25.pdf 27-28頁。</ref>。この格付けは4場共通であるが、出走奨励金の問題などにより条件馬については自場開催を中心に出走することが多い<ref>おおむね、他場所属馬は6〜7割の金額となる。一例として同上30頁。また、[[競馬法]]により定められた開催回数でほぼ月2度のペースで開催が可能な[[大井競馬場]]所属馬は、他場所属馬と比較しても遠征の比率は格段に低い。また、そもそも番組として遠征馬を受け入れないこともある。</ref>。

開催毎に出走登録された[[競走馬]]は、[[重賞]]など一部の競走を除けば'''各クラスごとに番組賞金と馬齢を考慮し上位の馬から「組」として分割され'''、これが番組編成の基本単位となる<ref>TCKガイド http://www.tokyocitykeiba.com/guide/howto/howto_01/</ref>。組は漢数字で表され、またB3(三)C1(一)、C3(十三)(十四)(十五)のように、複数の組を組み合わせて競走を編成することも多い<ref>前者の例として[http://www.nankankeiba.com/race_info/2014043018010312.do 南関公式:2014年4月30日第1回浦和競馬第3日第11競走結果]。この開催のB3級は二組のみが単独で1レースをなし、一組と三組はそれぞれB2級三組、C1級一組と組むために1競走あたりの半数で組が分けられている。後者の例として[http://www.nankankeiba.com/race_info/2014041421010101.do 南関公式:2014年4月14日第1回川崎競馬第1日第1競走結果]。この日の第2・第3競走も同名の競走が計3つ組まれており、それぞれの組を混在させて番組を成立させている。</ref>。またB3とC1のように複数のクラスで編成されるレースでは、低いクラスの馬は負担重量が 2kg 軽くなる
 
[[騎手]]については、馬主服制度の[[中央競馬]]とは異なり'''騎手ごとに定められた騎手服'''を着用し騎乗する<ref>1953年より導入。記念出版特別委員会編『社団法人東京都馬主会30年史』東京都馬主会、1997年、219頁。</ref>。長らく厩舎への所属を義務づけられていたが、[[2012年]][[4月1日]]より中央競馬の[[騎手#フリー騎手|フリー騎手]]に相当する[[騎手会所属騎手]]制度が導入された<ref>[http://www.nankankeiba.com/news_kiji/2144.do 騎手会所属騎手制度の導入等について]南関HP 2012年3月30日付</ref>。また、他地区の若手騎手やリーディング上位騎手、外国人騎手や海外の競馬を主戦としている日本人騎手を短期免許で受け入れている(詳しくは [[期間限定騎乗騎手]]を参照)。