「特定非営利活動法人」の版間の差分

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===資金難===
欧米では数万人、数十万人単位の会員の支援や、多額の[[寄付]]金を受けて活動している団体が少なくない。しかし、日本ではまだNPO活動に対する国民の理解が低く、活動会員(団体の活動者として登録、会員名簿に記載されるメンバー)の支援(会費、役員の負担)だけで活動ができている団体は極めて少ない。また、政府や民間の助成財団からの助成金はほとんどの場合用途が活動経費のみに制限され、特に専従者や常勤者への給与手当に用いることができない場合が多いこと、寄付免税など税制優遇措置の適用が制限されていること、[[金融機関]]からの融資が得にくいことから、多くの団体は財政面で苦心している。
加えて、総務や経理など管理部門の業務は一般的な会社組織と同様に行う必要があることから、特に活動頻度が低い団体を除けば専従者や常勤者(すなわち労働法による保護を受ける権利がある者)が必要であり、その給与も当然に捻出しなければならない。その結果、様々な事柄への資金源として、本来の活動目的からかけ離れない範囲において何らかの商行為を並行して行う団体も多い。
 
===下請け化===