「昼間特割きっぷ」の版間の差分

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== 概要 ==
普通運賃と比較して割引率が高く設定された[[回数乗車券|回数券]]タイプのトクトクきっぷで、126(12(6回/人の利用が可能)を一組として販売される。JRでは珍しい利用可能時間が限られた「時差回数券」である。大人用のみの設定で小児用の設定は無いが、1券片につき小児2名の乗車が可能である。
 
普通乗車券(普通運賃)と本きっぷ1枚当たりの価格とを比較した場合、[[大阪駅|大阪]]・[[北新地駅|北新地]] - [[北伊丹駅|北伊丹]]間は普通運賃320円、昼間特割きっぷ160170円/枚で50約47%、[[京都駅|京都]] - 大阪間は普通運賃560円、昼間特割きっぷ約317350円/枚で約4337.5%の割引などとなっている。
 
払い戻しは、全券片が未使用かつ有効期限内に限り可能だが、手数料220円が必要となる。1枚でも使用すると払い戻しできない。
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== 設定区間と発売額 ==
以下の路線において、複数の区間のものが設定されている。同区間の新幹線には乗車できない。''※設定の詳細は、JRのウェブサイトなどを参照。''
* [[JR京都線]](東海道本線) 京都 - 大阪(ただし、吹田駅・岸辺駅・向日町駅・桂川駅での発売は、2015年9月30日もって終了除く
* [[JR神戸線]](東海道本線) 大阪 - [[元町駅 (兵庫県)|元町]](ただし、灘駅での発売は、2015年9月30日もって終了除く
* [[JR宝塚線]]([[福知山線]]) [[尼崎駅 (JR西日本)|尼崎]] - [[宝塚]](ただし、中山寺駅を除く)
* [[JR東西線]] 北新地・尼崎のみ
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== 発売の経緯と今後 ==
元々[[私鉄]]との競争において大きく水を開けられていた[[日本国有鉄道]](国鉄)大阪鉄道管理局が、[[1983年]](昭和58年)に打ち出した対抗策であり、JR西日本にも継承された。例えば、大阪([[梅田駅|梅田]]) - 三ノ宮([[三宮駅|三宮]])間の運賃を比較した場合、2014年時点ではJRの通常片道運賃が410円、[[阪急電鉄]]と[[阪神電気鉄道]]の通常片道運賃が320円と差があるが、この乗車券では1枚あたりの値段が約248270円と大幅に安くなる。そのため、私鉄各社も時差回数券や土休日回数券などを発売しており(土曜・休日は私鉄各社の[[阪急電鉄#回数券|土・休日回数券]]などの方が割引率が高い場合がある)、[[近畿地方|関西圏]]におけるJRと私鉄との競争の例の一つとなっている。
なお、2015年10月1日発売開始分より12枚綴りから6枚綴りへの変更、発売価格の見直し(割引率の削減)を行う他、一部設定区間の削減が行われ。また、発売は2016年9月30日まででありそれ以降の設定については未定である。
 
== 利用方法 ==