「志村ふくみ」の版間の差分

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31歳のとき、若い頃に[[柳宗悦]]の民芸運動に共鳴して織物を習っていた母・小野豊の影響で、織物を始める<ref name="ars">[http://www.shimuranoiro.com/ars/ アルスシムラ]、しむらのいろ(公式サイト)、2013年12月20日閲覧。</ref>。
 
[[1957年]](昭和32年)の第4回日本伝統工芸展に初出品で入選し、その後第五回で奨励賞、第六回、第八回で文化財保護委員会委員長賞、第七回で朝日新聞社賞、と4度の受賞を重ね、特待者となった。 [[1990年]](平成2年)に農村の手仕事だった紬織を「芸術の域に高めた」と評価され、[[1990年]](平成2年)に紬織の[[重要無形文化財保持者]](人間国宝)の保持者に認定された。<ref>「時代の証言者 染めと織り 志村ふくみ」[[読売新聞]](2013年2月27日)</ref> また随筆の名手としても知られ『一色一生』で第10回(1983年度)[[大佛次郎賞]]を受賞している。
 
 
現在は[[京都市]][[右京区]][[嵯峨野]]に工房を構える。
 
[[2013年]](平成25年)4月に京都市[[左京区]][[岡崎 (京都市)|岡崎]]に芸術体験を通して学ぶ場として、娘で同じく染織作家の[[志村洋子]]<ref>[http://www.shimuranoiro.com/profile/ 略歴]、しむらのいろ(公式サイト)、2013年12月20日閲覧。</ref>とともにArs Shimura(アルスシムラ)を設立<ref name="ars" />。教本として『伝書しむらのいろ』を刊行した。同5月には、GALLERY FUKUMI SHIMURAをオープンした。[[2015年]](平成27年)4月、Ars Shimura(アルスシムラ)2校目として、嵯峨校を開校した。
 
門下に2010年に[[紋紗]](もんしゃ)の重要無形文化財保持者([[人間国宝]])に認定された[[土屋順紀]]がいる<ref>「時代の証言者 染めと織り 志村ふくみ」[[読売新聞]](2013年3月5日)</ref>。