「ガウス積分」の版間の差分

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この積分の応用は広い。例えば、変数の微小変化に伴う[[正規分布]]の[[正規化定数]]の計算に用いられる。積分の上の限界を有限な値に替えることで、[[誤差函数]]や正規分布の[[累積分布函数]]とも深く関連する。
 
誤差函数を表す[[初等函数]]は存在しないけれども、[[リッシュのアルゴリズム]]によって[[微分積分学]]の道具立てを用いてガウス積分の値が解析的に求まることが証明できる。つまり、<math>\textstyle\int e^{-x^2}\,dx</math> に対する初等的な[[不定積分]]は存在しないが、[[定積分]] <math>\textstyle\int_{-\infty}^{+\infty} e^{-x^2}\,dx</math> は評価することができるのである。
 
ガウス積分は物理学で非常に頻繁に現れ、またガウス積分の様々な一般化が[[場の量子論]]に現れる。