「メリアドク・ブランディバック」の版間の差分

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== 人物 ==
[[ホビット]]族の大家系のひとつ、ブランディバック家の総領息子。主人公[[フロド・バギンズ]]の母方の従兄弟の息子で、明るく活発、頭も悪くない[[ペレグリン・トゥック]](通称、ピピン)とは相棒同士。[[ビルボ・バギンズ]]の従弟でもある祖父がビルボと親交があった縁で幼少時から袋小路屋敷に出入りしていた為、ビルボが[[一つの指輪]]を用いる場面を偶然目撃し、ホビット庄の中ではフロドを除くと唯一ビルボの魔法の指輪の存在を知っていた。[[指輪戦争]]のさなか、ピピンと共に[[エント]]の飲み物を飲み、その作用で「史上最大のホビット」となる。エント達を[[アイゼンガルド]]攻略に立ち上がらせたのは彼ら二人の力によるところが大きい。ピピンと別れた後、[[ローハン]]の王[[セオデン]]の庇護の元に置かれたが、戦場に駒を進めることは許されなかった。しかし友が戦場に身を置く中で後方に留まるのを潔しとせず、[[アラゴルン]]にかれの後事を託された[[エオウィン]](かの女もまた戦場に赴く事を許されなかった)と共に騎士団に紛れ込んで[[ペレンノール野の合戦]]へ参戦した。その結果「人間の男には倒されない」と予言されていた[[アングマールの魔王]]を「男ならぬ」エオウィンと「人間ならぬ」かれとが共に倒すことになった。この功績により、かれはローハンの騎士に任命され、故郷に帰るに際し[[エオメル]]より'''ホルドヴィネ'''({{Lang|ang|Holdwine}}、誠実なる友)の名と、ローハンの宝物であり[[ドワーフ (トールキン)|ドワーフ]]の手によって作られた由緒ある角笛を贈られた。敵の心胆を寒からしめ味方に勇気を与えるこの角笛は、[[ホビット庄]]の掃討戦[[水の辺村の戦い]]に大きな力を発揮した。
 
指輪戦争の後に彼はバック郷の館主となり、一族を率いた。その後ローハンの[[エオメル]]王から呼ばれた彼は友人のセイン(ペレグリン)と共にエドラスに旅立ち、エオメルが死ぬまでそこに留まった。そして彼とペレグリンは[[ゴンドール]]に赴き、余生をそこで送り、死んだ後にその棺は[[アラゴルン|エレスサール]]王の棺のそばに並んで置かれたという。