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[[1972年]]、[[和光大学]][[助教授]]に就任。[[1976年]]、同大学[[教授]]に就任。[[2004年]]、同大学を定年退職<ref>『絞り出し ものぐさ精神分析』前掲書、259頁。</ref>。
雑誌『[[現代思想 (雑誌)|現代思想]]』『[[ユリイカ (雑誌)|ユリイカ]]』によって思想界にデビュー。1977年に上梓した『[[ものぐさ精神分析]]』はマスコミを中心に話題となり、
1980年代に到来する「[[ニュー・アカデミズム]]」の先駆とでもよべる人物であ
== 思想 ==
岸田は、[[ルイス・ボルク]]([[:en:Louis Bolk|Louis Bolk]])の[[胎児化]]説や[[アドルフ・ポルトマン]]([[:en:Adolf Portmann|Adolf Portmann]])の[[生理的早産]]説などを統合した[[アルノルト・ゲーレン]]の「欠陥生物」論をうけて「人間は[[本能]]の壊れた動物である」とし、[[自我]]、[[家族]]、[[国家]]に及ぶ独自の思想、「[[唯幻論]]」を『ものぐさ精神分析』
『ものぐさ精神分析』を出版した際、「自分が言いたいことは一つしかない、著作はこの一冊でお終いだ」と宣言し、実際『ものぐさ精神分析』における唯幻論の思想はその後も変わらず一貫性を保っている。
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*[[ニュー・アカデミズム]]
*[[精神分析]]
* [[ジークムント・フロイト]]
==外部リンク==
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