「名鉄8800系電車」の版間の差分

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翌1985年の正月初詣輸送では豊川線にも乗り入れた<ref name="2009-kt-85"/>が、この時にパノラマDXが使用された臨時特急は、白帯車との連結となったため、同じ列車でありながら車両によって座席指定料金が異なる金額となった<ref name="2009-kt-85"/>。また、初詣団体列車にもパノラマDXが使用されたが、豊川線の線路容量が不足していたため、定期列車に使用されていたAL車{{refnest|group="注釈"|name="AL車"|名鉄の旧型車両のうち、間接自動制御方式の車両をさす部内呼称<ref name="1985-ys-158"/>。}}と連結するという光景も見られた<ref name="2009-kt-85"/>。パノラマDXはAL車とは本来連結できないため、この時は定期列車の運転士とパノラマDXの運転士が警笛で合図をしながら協調運転を行った<ref name="2009-kt-34"/>。この年、パノラマDXは鉄道友の会の[[ブルーリボン賞 (鉄道)|ブルーリボン賞]]を受賞した<ref name="rj222-146"/>。この車体構造は、翌年に登場した[[伊豆急行]]「[[伊豆急行2100系電車|リゾート21]]」をはじめとして、その後に登場した前面展望車両にも影響を与えているといわれている<ref name="BL88-17"/>。1987年には2編成が増備された<ref name="2001-kt-15"/>が、このときの増備車では展望席の座席増加など、一部の仕様変更が行われている<ref name="2001-kt-15"/>。
 
1989年には中間車が増備され、同年7月15日からは全ての編成が3両編成での営業運行を開始した<ref name="rj275-94"/>。3両編成化にあたっては、先頭車の座席モケットや絨毯を交換した<ref name="rj275-94"/>ほか、主電動機の出力更新(75kw→90kw、限流値320A→380A、弱界磁率40%→33%)と耐雪ブレーキ装備の追加が行われている<ref name="rj275-94"/>。
 
===近郊都市間特急へ転用===