「ポール・サミュエルソン」の版間の差分

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「新古典派経済学=市場万能論」という認識はいかがなものか…
要出典
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{{大言壮語|date=2015年8月|section=1}}
{{言葉を濁さない|date=2015年8月|section=1}}
*{{要出典|範囲=経済学を電気回路理論など物理現象を模擬して、数学的に精密化し、[[モデル科学]]として提案した<ref> 経済分析の基礎</ref>。
|date=2015年10月}}。
*静学・動学的理論など[[理論経済学]]や多岐にわたる[[応用経済学]]の分野で幅広く活躍し'''近代経済学の父'''とも呼ばれる。
*[[新古典派経済学]]に[[ジョン・メイナード・ケインズ]]の[[マクロ経済学]]的分析を組み合わせた'''[[ケインズ経済学#歴史|新古典派総合]]'''の創始者である。
*[[厚生経済学]]の分野では、リンダール・ボーウェン・サミュエルソン条件(ある行動が[[福祉]]をより良くするかどうかを決める判断基準)で知られている。
*また、公共<!--(または国家?)-->財政理論においては特に[[公共財]](public goods)と[[私的財]](private goods)における資源の最適配分決定についての研究で知られている。
*一方、彼は有名な経済学の[[教科書]]『経済学(Economics: An Introductory Analysis)』の著者としても知られる。日本では、親交の深かった[[都留重人]]が翻訳を行った。{{要出典|範囲=この教科書は、1970年代、1980年代に最も多くの読者を獲得した経済学の教科書である。41ヶ国語に翻訳、世界でじつに400万部以上が刊行された。初版は、[[1948年]]に発行し、以降50年に渡って定期的に改訂版が出版され続けてきた。|date=2015年10月}}。難解過ぎたため理解者を欠いていた[[ジョン・メイナード・ケインズ]]の思想を学生が理解できる水準までわかりやすく解説した。{{要出典|範囲=この本が後の経済学界へ与えた影響は大きい。|date=2015年10月}}
 
== 政策 ==
*サミュエルソンは、『経済学』の第3版で、[[不況]]時に[[公共投資]]を実施することによる有効性を指摘し、総需要政策で景気の過熱や過度の後退を避けることで、前進的成長を維持できるとし、新古典派経済学とケインズの唱えたマクロ経済学を融合を図る新古典派総合を提唱した。{{要出典|範囲=この理論は、[[1960年代]]の[[民主党 (アメリカ)|民主党]]政権に多大な影響力を与え、サミュエルソンは、[[ジョン・F・ケネディ]]や[[リンドン・ジョンソン]]の大統領顧問を務めた。|date=2015年10月}}
 
== ノーベル経済学賞受賞について ==