「ひとの不幸は蜜の味」の版間の差分
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『'''ひとの不幸は蜜の味'''』(ひとのふこうはみつのあじ)は、[[1994年]][[1月11日]]から同年[[3月22日]]まで、[[Japan News Network|TBS系列]]で放送されていた[[テレパック]]、[[TBSテレビ|TBS]]制作の[[テレビドラマ]]である。
信頼していた人間に裏切られ、仕事と恋人を奪われ、どん底に落ちた女性漫画家が、周囲の助力を借り再生・人間としても成長していくというストーリー。
主演の[[大竹しのぶ]]と大竹の義母役・[[泉ピン子]]とのテンションの高いやり取りが面白く、根強いファンの多い作品である。
== あらすじ ==
くればやし繭子([[大竹しのぶ]])は、かつては一世を風靡した人気少女漫画家
繭子はある時、原稿を一つ落とし、その代替作品として掲載された新人漫画家「牧原ゆま」の作品が大評判となる。落ち込む繭子だが、実は「牧原ゆま」の正体は繭子のチーフアシスタント・青木恵([[相楽晴子]])であった。恵は以前から小田切に好意を持っており、繭子から小田切を略奪しようと策略をめぐらす。<br>
そして迎えた繭子と小田切の結婚式当日。恵の策略が功を奏し、小田切は繭子を裏切り恵の元へ去る。そしてその時、繭子は初めて
漫画家として絶好調の恵(牧原ゆま)に比べ、小田切との破局・掲載誌での連載打切り等が重なり落ちぶれた繭子。ゼロからやり直す覚悟でかつて仕事をしていた出版社に原稿を持ち込むが、恵(牧原ゆま)の圧力がかかり、芳しい返事を貰えない。<br>
他の雑誌社に足を運ぶも「くればやし繭子」の名が大きすぎて仕事を貰えず、ペンネームを変え「くればやし繭子」の正体を隠し、なんとか双文社に採用される。だが同社の少女漫画雑誌スイートピーは恵(牧原ゆま)と小田切が仕切っている雑誌だった。
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== キャスト ==
*くればやし繭子(中田正子):[[大竹しのぶ]]
:大物漫画家。豪邸を建て、恋人の小田切とも結婚寸前だったが、信頼していたアシスタントの恵の策略にはまり、漫画家としても女性としても窮地に立たされる。母の死後、再婚した父に反発し絶縁。葬儀への参列を拒否。やや世間知らずで、自分本位な面が見られたが、反発しながらも内心では認めている義母の小百合との接触・さまざまな経験を経て心境に変化が現れる。[[長野県]][[松本市]]出身。
*野中里子:[[清水美沙|清水美砂]]
:繭子のファンだったが、縁があって繭子の自宅
*青木恵(牧原ゆま):[[相楽晴子]]
:繭子のチーフ・アシスタント兼家政婦だった頃は地味な印象を持ち、繭子から全幅の信頼
*菊地浩司:[[高橋克典]]
:里子の恋人で郵便局勤務。最終的に里子とは破局を迎える。
*阿久津信夫:[[村井国夫]]
:出版社の編集長。
*小田切修:[[村田雄浩]]
:繭子の担当編集者で恋人だったが、恵に心変わり。彼女の策略で、公私ともに繭子を追い込む形になってしまう。漫画雑誌の編集長に就任するが、売り上げに伸び悩み、廃刊の危機に立たされる。恵に去られた直後、漫画家として復帰した繭子に援助を求め、小百合
*中田小百合:[[泉ピン子]]
:繭子の義母。繭子の母が入院していた病院のナースで、母の死後、間もなく父の後妻となった事を理由に繭子から反感を抱かれていた。父の死の直後、父の位牌を持って繭子の元に押し掛け、居座り、家事などをこなす様になる。口やかましいが、実は情に厚く、繭子の最大の理解者となり、漫画家としての復帰をサポート。繭子の事を「正子さん」と呼ぶ(繭子はその呼び方を嫌っている)。繭子の再生を見届け、役目を終えたとして一旦、松本市の自宅に戻るが、心配して追って来た繭子の本心を知って、再び東京に戻り、漫画家としての事務所を立ち上げ、専務となる。
== スタッフ ==
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