「ラフティング」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
16行目:
=== 国内のコマーシャルラフティング ===
現在国内50以上の[[河川]]に100社以上のラフティング業者が存在、年間数十万人の人々がコマーシャルラフティングに参加している。「[[るるぶ]]」や「[[じゃらん]]」など[[旅行雑誌]]にもラフティング特集が組まれ、気軽に体験できるスポーツの一つとして紹介されている。北海道では[[鵡川]]([[占冠]])[[沙流川]]([[日高]])が激流とされ、[[尻別川]]([[ニセコ]])[[空知川]]([[南富良野]])も春の時期は激しいラフティングが楽しめる。信越では[[新潟県]]の[[信濃川]]や[[長野県]]の[[犀川]]、関東では[[埼玉県]]の[[荒川 (関東)|荒川]]や[[群馬県]]の[[利根川]]、[[東京都]]の[[多摩川]]、中部では[[岐阜県]]の[[長良川]]や[[静岡県]]の[[富士川]]、関西では[[京都府]]の[[保津川]]や[[滋賀県]]の[[淀川|瀬田川]]、四国では[[徳島県]]の[[吉野川]]、九州では[[熊本県]]の[[球磨川]]などがアクセスがよく、激流を楽しめるということで人気がある。
東京都心から約1時間半の奥多摩周辺はアクセスも良く週末には多くの人で賑わう。
 
人気レジャーの一角を担うラフティングではあるが、それに合わせて問題も発生してきている。コマーシャルラフティングはガイドの経験があれば誰でも資格なしに開業できるため、業者が増えることで競争が激化し、料金の値下げや競争や一部の業者ではそれが原因でガイドの質が落ちたり、それも起因して隆盛時死亡事故も複数発生している。外国人ガイドの不法滞在に代表される一部のガイドや業者のモラル低下は特に指摘されている。また、近隣住民からの騒音苦情、地元の漁業組合とのトラブルなども合わせてラフティングへの風当たりも強い面もある。1997年にラフティングの健全な発展と業界自主規制を行うことを目的とし、社団法人[[ラフティング協会]](RAJ、旧リバーガイド協会)が設立された。現在では、全国ラフティング会社の半数以上が加盟し、海難審判でもその存在を認めている。