「エースコンバット3 エレクトロスフィア」の版間の差分

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シリーズで初めて外部制作の[[アニメーション|アニメ]]パートを挿入したことと、脚本家の[[佐藤大]]を舞台設定・脚本担当として招いたことが大きな特徴となっている。アニメパート制作は[[プロダクション・アイジー|Production I.G]]が担当している。アニメパートはフルデジタル制作であり、発売当時のアニメ映画と比較しても高品質である。
 
世界情勢やマスメディアの概念・設定を取り入れるなど、世界観の徹底した作り込みが行われ、前作までのシリーズ作品と比較してストーリー性が非常に強くなった。[[2040年]]という近未来における大きく進歩した[[インターネット]]、[[電脳化]]、[[AI]]が世界観の柱に据えられている。作中に登場する物体のデザインは[[レトロフューチャー]]をモチーフとしている。また、エレクトロスフィア上で提供されるサービスや軍事技術だけでなく、企業間の構図から一般人の生活環境に至るまで綿密な設定が行われている。2030年-2040年に掛けて各企業の研究施設において、[[2030年]]から電脳化によるエレクトロスフィアへの意識の解放複製が実験的に行われている事実を考慮すると、[[技術的特異点]]が到来する直前の時代を描いていると言える。アニメーションや3Dをふんだんに使いプレイステーションの性能を限界まで引き出したグラフィックのクオリティは高く、機体の挙動についても前作より緻密にコントロールできる。その一方で他のシリーズ作品とは世界観が大きく異なり、[[サイバーパンク]]に傾倒し、アニメ的な表現が多用されているため「エースコンバットらしくない」,「異端」,「攻殻機動隊に似ている」などと言われることもある。
 
=== システム面について ===