「石見銀山街道」の版間の差分

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== 鞆ヶ浦道 ==
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大森より鞆ヶ浦に至る道。総延長7.5Km。世界遺産登録範囲の沿道面積は5229.23㎡。起点は[[山吹城]]へ向かう古道の途中にある吉迫口番所跡。
 
途中、[[1887年]](明治20年)に藤田組(現[[DOWAホールディングス]])が整備した永久鉱山の工夫長屋と[[レンガ]]積み煙道を通り、一旦柑子谷・水ヶ迫の集落に下り、再び山道を登ると上野集落へ出る。往時は荷馬をここで替える[[駄賃馬稼]]で栄えた。しばらく[[林業]]用に[[植林活動|植林]]された[[植生]]が続く町道を進み、高山の麓から再び山道へ入り、標高293mの口屋峠を越えると西谷集落に至る。</br>
西谷集落では個人宅の中を通過しなければならないので、家人に挨拶し承諾を得る。許可が下りなければ町道を下る。西谷集落を抜けると日本海頃から潮騒垣間見聞こえてくるが、。西谷集落から先は尾根筋の道伝いのため道が分かりにくく迷う危険も伴うが、最近は刈り込みが行われ道筋がある程度確保されている(但し誘導板は未設置)。山道を抜けると[[国道9号]]、次いで[[山陰本線]]と交差するが、この付近は地形改変のため銀の道は失われている。[[線路]]を越えると程なく鞆ヶ浦に到着する。
 
盗賊が多く出たため[[関所]]が複数設けられた。石切場もあったため人為的に加工されたままの巨大な石が点在している。また、行き倒れになった旅人や処刑された方の墓などが多く点在している。
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* [[島根県道31号仁摩邑南線|島根県道31号]]
* [[島根県道290号大国馬路停車場線|島根県道290号]]
 
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<div style="text-align: center;">'''温泉津沖泊道をたどる'''</div>
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|画像1=銀山街道鞆ヶ浦道1.JPG
|説明1=山吹城跡登山道口
|画像2=銀山街道鞆ヶ浦道2.JPG
|説明2=吉迫口番所跡
|画像3=銀山街道鞆ヶ浦道3.JPG
|説明3=藤田組永久鉱山のレンガ積み煙道
|画像4=銀山街道鞆ヶ浦道4.JPG
|説明4=柑子谷地区
|画像5=銀山街道鞆ヶ浦道5.JPG
|説明5=横畑の題目塔
|画像6=銀山街道鞆ヶ浦道7.JPG
|説明6=水ヶ迫集落の鞆ヶ浦道口
|画像7=銀山街道鞆ヶ浦道8.JPG
|説明7=上野集落の鞆ヶ浦道口
|画像8=銀山街道鞆ヶ浦道9.JPG
|説明8=胴地蔵
|画像9=銀山街道鞆ヶ浦道10.JPG
|説明9=口屋峠の祓井戸
|画像10=銀山街道鞆ヶ浦道12.JPG
|説明10=西谷集落
|画像11=銀山街道鞆ヶ浦道14.JPG
|説明11=琴ヶ浜を望む
|画像12=銀山街道鞆ヶ浦道15.JPG
|説明12=鞆ヶ浦集落
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|}
 
== 温泉津沖泊道 ==