「テレシネ」の版間の差分

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== テレシネ装置 ==
=== シンテル(Cintel International Limited) ===
シンテル社は、本社はイギリスにある業務用映像機器メーカーである。古くからテレシネの製造を行っており、テレシネの分野では老舗と言える。古くはランク・シンテルとして有名だったが、[[1996年]]にシンテル・インターナショナル・リミテッドに社名変更。[[2012年]]に[[ブラックマジックデザイン]]に買収された。特徴としてはフライング・スポット方式と言われる光源装置は[[陰極線管]]、撮像装置は[[フォトマル]](C-Realityは[[アバランシェフォトダイオード]])を採用している。
==== URSAシリーズ ====
URSAシリーズはURSA、URSA Gold、URSA Diamondがある。「フィルムらしい画像が得られる」と評価が良く、日本のポストプロダクションでは多く採用された。URSAを元に画質の向上・フィルムの走行系のレスポンスなど、数々の改良が行われた。
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* '''対応フィルム''' - 35mm/16mm
* '''出力信号''' - SD/HD/2K/4K(C-Reality/DSXでのオプション)
 
=== テクニカラー(Technicolor SA) ===
ボッシュ社・フィリップス社とテレシネ事業は各社を渡り歩き、現在は同社で開発・販売を行っている。光源装置は[[キセノンランプ]]、撮像装置はラインCCDを採用しており特徴としては拡散光効果によりフィルムの傷などを低減している。