「炭酸水素塩泉」の版間の差分

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== 概要 ==
[[炭酸水素塩]] (HCO3) を含む[[化合物]]を主成分としていることからこの[[名称]]が付いている。[[塩基|アルカリ性]]を示す温泉が多く「美人の湯」と称されるものもある(これは厳密には当該泉質特有の[[効能]]に含まれではないが一種の美肌効果が期待できる、[[#美肌効果|後述]]参照)。炭酸水素塩泉の中には[[黒湯]](褐色湯)が多く含まれる<ref>[http://www.soshigaya-onsen21.com/quality/quality_03.html 泉質:黒湯の特殊性](そしがや温泉21)</ref>。また、[[兵庫県]]の[[有馬温泉]]や[[大分県]]の[[長湯温泉]]のように[[炭酸]]を多く含有する場合があり、これらは[[通称]]として「'''炭酸泉'''」とも呼ばれている。
 
== 新旧泉質名との対比 ==
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== 効能 ==
''※[[効能]]はその効果を万人に保証するものではない''
 
泉質に基づく効能として、以下が挙げられる。
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=== 美肌効果 ===
当該泉質特有の効能ではないが、アルカリ性の温泉では入浴すると[[肌]]がヌルヌルする。これは[[化学反応]]により[[皮脂]]から[[石鹸]]に類似した物質が作られたり、また強アルカリ性では[[表皮]]の[[タンパク質]]が[[溶解]]するために感じるものである。このため、アルカリ性の湯は美肌効果美人の湯と称されることがある。つまり[[皮膚]]表面の古い[[角質]]を溶解・除去する作用により、肌を[[滑らか]]にし、[[新陳代謝]]が期待できるからである。
 
== 脚注 ==