「航空機の離着陸方法」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 曖昧さ回避ページへのリンクを付け替え(ペイロードペイロード (航空宇宙)
12行目:
 
== 短距離離陸垂直着陸機 ==
'''短距離離陸垂直着陸機'''('''[[:en:STOVL|STOVL]]機'''、Short TakeOff/Vertical Landing、ストーヴルき)は短い距離で[[離陸]]でき、かつ、[[ヘリコプター]]と同じように垂直に[[着陸]]できる[[飛行機]]を指す。通常、STOVL機は垂直離陸機能を持っているが、実際に垂直離陸での運用を行うと[[ペイロード (航空宇宙)|ペイロード]]が大幅に減少してしまううえ、垂直離陸には多量の燃料を消費するため、離陸時には短距離の滑走を行い、着陸時は垂直着陸を行う。
 
STOVL機は平面な空母甲板からでも発進可能で、実際に[[イギリス海軍]]が[[インヴィンシブル級航空母艦]]を就役させた当初は甲板は平面であった。しかしその後の研究で離陸時の滑走にスキージャンプ台を用いることでさらにペイロードや燃料消費の面で有利であることが確認されたため、インヴィンシブル級にはスキージャンプ台が後付けされ、その後各国がSTOVL機を艦載機として運用する軽空母にもほとんどにスキージャンプ台が設けられている。