「トロント・ブルージェイズ」の版間の差分

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2010年は2年ぶりに勝ち越しに成功(85勝77敗)。チーム記録の54本の本塁打を放った[[ホセ・バティスタ]]を中心に強力打線を形成し30球団最多の257本塁打を記録した。このシーズン限りでガストン監督が勇退し、後任に前レッドソックス投手コーチの[[ジョン・ファレル (投手)|ジョン・ファレル]]が就任した[[2011年]]も2年連続の勝率5割以上を達成(81勝81敗)。若手の成長もあり期待されて翌2012シーズンに臨んだものの、故障者が相次ぎチームは低迷。首位と22ゲーム差の4位に沈んだ。この結果を受けてアンソポロスGMはオフシーズンに大補強を敢行。11月中旬に[[マイアミ・マーリンズ]]との大型トレードで若手選手と交換に先発投手の[[マーク・バーリー]]と[[ジョシュ・ジョンソン]]、盗塁王3度の遊撃手[[ホセ・レイエス]]、[[ユーティリティー・プレーヤー]]の[[エミリオ・ボニファシオ]]などを獲得。さらに[[12月17日]]には当時チームのNO.1プロスペクトだった[[トラビス・ダーノー]]と交換でその年に[[サイ・ヤング賞]]を受賞した投手[[R・A・ディッキー]]を[[ニューヨーク・メッツ]]から獲得した。有名な選手を次々とチームに加え、[[2013年]]シーズン開幕前には5シーズンぶりに復帰した監督[[ジョン・ギボンズ]]のもと優勝最右翼との呼び声も高かった。しかし、開幕直後にレイエスが左[[踵]]を負傷し離脱。ジョンソンは防御率6.20と不振にあえぐなど下馬評通りとはいかなかった。チームはまたもや低迷し74勝88敗で9年ぶりに地区最下位に沈んだ。2014年に83勝したことにより、そのオフに積極補強を行った。[[ブレット・ロウリー]]など4選手とのトレードで[[ジョシュ・ドナルドソン]]を獲得し、[[ピッツバーグ・パイレーツ]]からクオリファイング・オファーを受けた[[ラッセル・マーティン]]も獲得した。
 
2015年は7月末のトレード期限の段階で[[ワイルドカード (スポーツ)#メジャーリーグベースボール|ワイルドカード]]を狙える位置にいたため、ここでもトレードで積極補強を行った。[[ホセ・レイエス]]やその他多数のマイナー選手を手放して、[[トロイ・トゥロウィツキー]]、[[ラトロイ・ホーキンス]]、[[デビッド・プライス]]、[[ベン・リビア]]、[[マーク・ロウ]]を獲得した。9月25日、22年ぶりのプレーオフ出場を決めたのに続き、優勝へのマジックナンバーを1としていた9月30日、前年17年ぶりに東部地区を制したオリオールズに15-2で大勝し、ワールドチャンピオンになった1993年以来22年ぶりの東部地区優勝を果たした<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/09/27/kiji/K20150927011213760.html あれれ…ブルージェイズ 22年ぶりプレーオフ進出決まっていた ― スポニチ Sponichi Annex 野球]スポーツニッポン、2015年9月27日配信</ref>。チームは2番に座ったドナルドソンが41本塁打でリーグ最多の123打点、3番のボティースタが40本塁打で114打点、4番のエンカルナシオンが39本塁打の111打点と打点だけでもアメリカン・リーグベスト5のうちこの3人が占めるほどの破壊力にモノを言わせ、リーグ最多の26試合で二桁得点を記録した。最終的地区シリーズで4年ぶりに西部地区王者に輝いたレンジャーズにはアメ最初の2戦は連敗するが、逆境を跳ね返しその後3連勝し、大逆転でカン・ーグ優勝決定シリーズに進出した。リーグ・チャンピオン優勝決定ップリーズではリーグ最高勝率で2年連続で中部地区を制したロイヤルズ相手にも最初の2を落とし地区シリーズの再現も期待されたが、地区シリーズ[[は打率3割3分3厘で出塁率4割7分8厘だったエンルナシオが打率2割2分7厘で出塁率2割9分2厘、途中入団ながら9勝1敗と抜群の成績を残しながらポティズン7敗と調子の上がらないプライスに至っては今年のポストシーズンは防御率6.17と投打で大ブレーキ。最終的にはロイヤルズ]]に6戦目で敗北、[[ワールドシリーズ]]出場を逃した。
[[画像:Bluejay (Cyanocitta cristata) (1547) - Relic38.jpg|thumb|チーム名の由来の[[アオカケス]]]]