「ルードボーイ」の版間の差分

[[File:Prince Buster & Delroy Williams.jpg|thumb|250px|元祖ルードボーイの一人、[[プリンス・バスター]] (2008年、イギリスで撮影)。]]

'''ルードボーイ''' (rude boy, rude bwoy)、または'''ルーディ''' (rudi, rudy, rudie) は[[不良行為少年]]を表す[[ジャマイカ]]の[[スラング]]<ref>[http://members.tripod.com/~Livi_d/language/patois_dictionary.htm Talk Jamaican - Patois Dictionary<!-- Bot generated title -->]</ref>。

1950年代から1960年代にかけて、ジャマイカでは地方から[[首都]][[キングストン (ジャマイカ)|キングストン]]に仕事を求める若年貧困層が大量に流入し、キングストン市内には[[トレンチタウン]]、リバートンシティやグリニッチタウンなどの[[ゲットー]]が生まれていった。国の大部分は1962年のジャマイカ独立後の気分で満たされ楽観的だったが、これらの非常に貧しい若者たちは楽観的な感情を共有できなかった。彼らの一部は貧困からギャング化し、ルードボーイやルーディ、スカフロウ（Scofflaw、常習的違反者）と呼ばれるようになった。

 

 

[[スカ]]が流行した1960年代前半には、ソウル・ブラザーズ「Lawless Street」、ヘプトーンズ「Gunmen Comin to Town」、デズモンド・デッカー「007 Shanty Town」、ダンディ・リビングストンズ「A Message to You Rudy」、[[プリンス・バスター]]「Judge Dread」、[[デリック・モーガン]]「Tougher Than Tough」、[[ウェイラーズ]] ([[ボブ・マーリー]]、[[ピーター・トッシュ]]、[[バニー・ウェイラー]])「Simmer Down」などのようにルードボーイの生活を反映した歌が流行した。