「ガス人間第一号」の版間の差分

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『'''ガス人間第一号'''』<ref group="注">予告編および完成版の題字では「1号」と算用数字だが、公開当時の宣伝ポスターでは漢数字の「一号」となっており、それ以後の書籍資料などではこれが公式表記とされている。</ref>(ガスにんげんだいいちごう、英題:''The Human Vapor'')は、[[1960年]][[12月11日]]に公開された、[[東宝]]製作の[[特撮映画]]。[[イーストマン・カラー]]、[[東宝スコープ]]。上映時間は91分。併映は『[[金づくり太閤記]]』<ref>[{{Cite web |url = http://www.ishirohonda.com/works/196012-gasu/196012-gasu.shtml |title = ガス人間第一号 The Human Vapour] -|publisher = 本多猪四郎オフィシャルサイト |accessdate = 2015-10-29 }}</ref>(主演:[[加東大介]]、監督:[[川崎徹広]]<ref>[{{Cite web |url = http://kinema-shashinkan.jp/cinema/detail/-/2_0245 |title = 作品詳細「金づくり太閤記」|work -= 日本映画写真のキネマ写真館&#x24C7; 日本映画写真データベース |publisher = 映画演劇文化協会 |accessdate = 2015-10-29 }}</ref>)。
 
== 概要 ==
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『電送人間』では当時多忙であった[[本多猪四郎]]に替わり[[福田純]]が監督を務めたが、本多が監督する予定の『[[今日もわれ大空にあり]]』が製作中止になったため<ref group="注">その後、監督を[[古澤憲吾]]に変更して1964年に公開された。</ref>、本作の監督を務めることとなった<ref name="東宝特撮映画大全集"/>。
 
本作は東洋的な要素が受け、アメリカで大ヒットした。そこで、アメリカの映画会社によって『フランケンシュタイン対ガス人間』という続編が企画された。 アメリカで企画書を見た田中友幸が土屋に語ったところによれば、「藤千代をよみがえらせるためにガス人間がフランケンシュタイン博士を探す」というものだったという<ref>『[[怪獣大戦争]]』のDVDでの[[土屋嘉男]]の[[オーディオコメンタリー]]より。</ref>。[[関沢新一]]による第1稿のシナリオも作られたが{{Sfn|東宝特撮未発表資料アーカイヴ|2010| pp=260 - 290}}、映像化には至らなかった。この企画は後の『[[フランケンシュタイン対地底怪獣]]』へとつながる。
 
本作のBGMは、後に[[宮内國郎]]が音楽を担当した『[[ウルトラQ]]』や『[[ウルトラマン]]』に流用されている。
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== 舞台版 ==
2009年10月、[[シアタークリエ]]にて舞台化。脚色・演出は[[後藤ひろひと]]。原作の「異端者の悲恋」をテーマに、設定を現代に置き換えてコメディ要素もふんだんに取り入れた作品となっている<ref>[{{Cite web |url = http://www.ozmall.co.jp/entertainment/item/vol17/ |title = 舞台「ガス人間第1号」ステージ〉|work = OZmall |publisher = [[スターツ出版]] |accessdate = 2015-10-29 OZmall}}</ref>。
 
出演は、[[高橋一生]]、[[中村中]]、[[中山エミリ]]、[[伊原剛志]]、[[水野久美]]、[[三谷昇]]、[[山里亮太]]など。