「SoftBank 3G」の版間の差分

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SoftBank 3G(前身のVodafone 3Gを含む)の端末は[[ハイエンド]]の9シリーズ、[[ミドルレンジ]]の8シリーズ、[[ローエンド]]の7シリーズ、[[スマートフォン]]の[[SoftBank X|Xシリーズ]]、[[データ通信]]端末のCシリーズに分けられている。このシリーズ名は端末型番の数字部分の100の位を示す。2007年以降、7シリーズは縮小され、新機種は9シリーズや8シリーズに絞られている(なお、7シリーズは2008年冬モデルより新たに[[プリモバイル]]用端末の位置づけとなり、専用端末として最小限の機能に抑えた[[SoftBank 730SC|730SC]]が発売された)。
 
ソフトバンクモバイルにブランド変更して以降、社長である[[孫正義]]が薄型端末に力を入れると宣言し、2006年冬モデルの[[SoftBank 708SC|708SC]]は[[W-CDMA]]通信方式の携帯電話では世界最薄であった。また、これ以降の端末は発表時期ごとにひとつのコンセプトにまとめて発表されている(2008年冬モデルは「Touch」をキーワードとし、[[タッチパネル]]を搭載したハイエンド端末の[[SoftBank 931SH|931SH]]、[[SoftBank 930SC|930SC]]、[[SoftBank X04HT|X04HT]]、[[SoftBank X05HT|X05HT]]を発表した
 
3G端末を回線契約と関係づけるために[[UIMカード|USIMカード]]を使用するが、[[ソフトバンク]]専用の[[SoftBank 3G USIMカード]]のみ利用可能となっている。他の[[電気通信事業者|キャリア]]と同じく、SoftBank 3G端末に[[SIMロック]]がかかっている為、他のキャリアのSIMカード([[FOMAカード]]など)は使用できない([[2015年]]発売の[[SoftBank 401PM]]以降に発売されたSoftBank 3Gは解除可能<ref group="注">[[SoftBankスマートフォン]]の端末は、それ以前から数が少ないながらも解除可能な端末は出ていたが、いわゆる、[[フィーチャー・フォン]]の類では、[[SoftBank (携帯電話)|SoftBank]]ブランドでは存在しなかった。</ref>)。また、SoftBankは[[アクセスポイント]]を公開していないため、SoftBank 3G以外のW-CDMA端末([[ノキア]]のスタンダードバージョンなど)ではウェブ([[Yahoo!ケータイ]]対応コンテンツ)<ref group="注">ウェブ閲覧自体は、アクセスインターネット接続により行える場合もある</ref>や[[マルチメディアメッセージングサービス|MMS]]を利用できない。
 
SoftBank 3GのYahoo!ケータイのコンテンツ記述言語は、従来の[[Mobile Markup Language|MML]]ではなく、[[Extensible HyperText Markup Language|XHTML]]ベースの[[Wireless Application Protocol|WAP]] 2.0に準拠している。
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[[ボーダフォン]]子会社時代の2004年から発売された902/802/702シリーズでは、操作性と[[ユーザインタフェース]] (UI) が全機種ほぼ統一されていた。ボーダフォンの国際統一展開戦略と西欧流の考え方のUIを反映しての措置であるが、従来のメーカーごとに操作体系が統一されていた日本流の考え方のUIが便利で使いやすいとの不評の声も一部にあった。特に一部の機種([[Vodafone 902SH|902SH]]、[[Vodafone 802SH|802SH]]など)では、[[マルチメディアメッセージングサービス|MMS]](Vメール、現在のS!メール)を受信した際の受信日時が、相手側がメールサーバーに送った時刻ではなく、自機で受信した日時が表示される<!-- という非常に不便な -->設計になっており、圏外から回復したユーザーを混乱させる原因となっていた。
 
この反省から、2005年の903/703シリーズ以降のSoftBank 3G機種(902T含む)では、日本式のUIを再現しているが、ブランド変更を経た現在でもかつての日本式UIと違う点は残っている。
 
従来のボーダフォン2G機種の機能であり、旧[[J-フォン]]時代からの特色ある機能だった「[[ステーション (ソフトバンクモバイル)|ステーション]]」や「[[スカイメール]]」が利用できないことに不満を持つユーザも少なくない(現在はSMSとスカイメール相互のやり取りが可能になり、またステーション類似サービスとして[[S!速報ニュース]]、[[S!情報チャンネル]]が提供されている)。