「黒闇天」の版間の差分

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つねに姉の吉祥天と行動を共にするが、彼女の容姿は醜悪で性格は姉と正反対で、災いや不幸をもたらす神と、設定されている。『[[涅槃経]]』12には「姉を功徳天と云い人に福を授け、妹を黒闇女と云い人に禍を授く。此二人、常に同行して離れず」とある。
 
[[ヒンドゥー教]]では、別名である原語の“黒耳”が擬人化され、[[シヴァ]][[神]]の妃である[[ドゥルガー]]と同一視され、またヤマ(閻魔)神の妹とされた。{{要出典|date=2015年10月}}ただし、『大日経疏』10に「次黒夜神真言。此即閻羅侍后也」などとあることから、密教では中夜を司り閻魔王の妃とする。彼女の図画は[[胎蔵界]]曼荼羅の外金剛部院に確認できる。その姿は肉色で、左手に人の顔を描いた杖を持っている。
 
== 関連項目 ==