「ツォルンの補題」の版間の差分

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これらの違いは微妙なものであるが、ツォルンの補題を使った証明において上界を生成するある種の和集合を考えることがあり、その際に空な鎖は空集合の和集合になり、間違いやすい境界値となる。
 
[[公理的集合論|ZF]]集合論において、ツォルンの補題は[[整列可能定理]]や[[選択公理]]と同値である。すなわち、ひとつを仮定すると残りを証明することができる。この補題は[[関数解析]]においては[[ハーン・バナッハの定理]]を、[[線型代数]]においては[[基底 (線型代数学)|基底]]の存在を、[[位相空間論]]においては「任意の[[コンパクト集合]]の直積はまたコンパクトである」という[[チコノフの定理]]を、そして[[代数学]]においては全てのゼロでない[[環]]は[[極大イデアル]]を持ち、任意の[[可換 (数学)|体]]における[[代数的閉包]]の存在をそれぞれ証明する際に使われる。
 
==例==