「志林規島」の版間の差分

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== 地理 ==
[[幌筵島]]南西端の'''樺里埼'''(ロシア名:カプエトヌイ岬、或いはカパリ岬 {{lang|ru|мыса Капари}})の西北西、'''志林規海峡'''(ロシア名:ルジナ海峡 {{lang|ru|пр.Лужина}})の沖約15キロメートルに位置する、直径3キロメートルのほぼ円形の島。島の中央部には、海抜761メートル<ref name=GVP></ref><ref group="注釈" name="注釈"/>の蓮華岳(ロシア名:シリンキ山 {{lang|ru|г.Ширинки}})がそびえている。
 
島の南端部は千島列島の[[トド]]の五大繁殖地に数えられている。斜面では捕食者がいないことから[[フルマカモメ]]や[[エトピリカ]]が密度の高いコロニーを作り繁殖している。[[ミツユビカモメ]]類や[[ハシブトウミガラス]]も数多くみられる。
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船の接岸は困難で、北側の浜辺に15 - 20メートルの深さをもつ所がある。
 
なお、ロシア連邦は志林規島に寄る[[ラッコ]]や鳥獣類の保護のため、許可なく島に近寄ることや上陸することはもとより、周囲20キロメートルでの漁業活動も禁止している<ref>寺沢孝毅 『北千島の自然誌』 丸善〈丸善ブックス〉、1995年</ref>。
 
== 歴史 ==