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{{Otheruses|帆布そのもの|絵画における帆布|キャンバス}}
[[File:Linen, Texture (2242358989).jpg|thumb|160px|典型的な亜麻の帆布]]
'''帆布'''（はんぷ、{{Lang-en|''canvas''}}）とは[[平織り]]で織られた厚手の[[布]]である。[[綿]]や[[麻]]や[[亜麻]]で作られる。古くは'''ズック'''とも呼ばれた。
== 概要 ==
近代までの物資輸送のための大型船は、[[帆]]を張って風を受けて進む[[帆船]]が一般的であった。その帆に使うための、厚手で丈夫な布として作られたのが始まりである。
現在では[[鞄|カバン]]、[[靴]]、[[襦袢]]に付ける[[衿芯]]、[[丸帯]]・[[名古屋帯]]等の帯芯、[[相撲]]の[[廻し]]、[[油絵]]用の[[キャンバス]]、[[テント]]の天幕など建築材料、各種[[幌]]、[[競馬|競走馬]]用の[[ゼッケン]]等に使われる。
帆布は、より合わせの回数や、織り方の密度によって、1号から11号の厚さに分けられる。1号が最も厚手で、11号が最も薄い。
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