「シカゴ学派 (経済学)」の版間の差分
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元々他人の記事なんで私は知らないんだが一括除去は除去荒らしになりませんかね?ここの集団編集人は信用できないんでテンプレートをつけておきますね |
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{{観点|《2つの記述は除去に応じたようなので3つめの課題に真摯に取り組んでください》|date=2015年11月}}
{{シカゴ学派 (経済学)}}
'''シカゴ学派'''(シカゴがくは)とは、[[シカゴ大学]]の経済学部を中心に受け継がれてきた[[経済学]]の学派である。[[社会主義]]、[[リベラリズム]]、[[マネタリスト|マネタリズム]]、[[新自由主義]]、[[ルーカス批判|合理的期待形成学派]]、[[ニュー・ケインジアン|新ケインズ派]]、[[新制度派経済学|新制度派]]、[[数量経済史|新経済史学派]]、[[公共選択論|公共選択学派]]など多種多様な経済学者を輩出した。
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[[財政学]]の分野では、[[1960年代]]頃から、シカゴ学派は[[ヴァージニア学派]]と呼ばれる財政学者グループと合流し、[[ジェームズ・ブキャナン]]([[1986年]]ノーベル賞受賞)を中心に「シカゴ=ヴァージニア学派」と呼ばれる研究グループを形成した<ref name=iwanami2004 />。彼らは、[[政治家]]や[[官僚]]が恣意的に[[公共事業]]を行うことが出来る「裁量的財政政策」を批判し、政治権力者の行動を制限するルールの必要性を主張した。このような[[議会制]]や[[官僚制]]のもとでの財政に関する政治的決定プロセスを[[ミクロ経済学]]的枠組みで分析するシカゴ=ヴァージニア学派の理論体系は[[公共選択理論]]と呼ばれるため、彼らは一般には「公共選択学派」と呼ばれる<ref>『[[大辞林]]第三版』(三省堂)のそれぞれの項を参照。</ref>。[[1980年代]]後半からは[[非協力ゲーム理論]]の新しい分析手法が取り入れられたことによりめざましい学術的成果を生み出し、公共選択理論は現実の政策形成に一定の説明力を発揮した。こうした背景から、今日ではこうした一連の研究が「新政治経済学(new political economy)」などと呼ばれることも多い<ref>小西秀樹(2009)『公共選択の経済分析』、東京大学出版会、pp.3-4。</ref>。
{{See also|公共選択理論}}
==主張した政策==
{{重複|article=yes|date=2015年11月|dupe=ミルトン・フリードマン|dupe2=ロバート・ルーカス (経済学者)|dupe3=ゲーリー・ベッカー}}
=== ミルトン・フリードマンが提唱した政策 ===
{{See |ミルトン・フリードマン#主張した具体的政策}}
=== ロバート・ルーカスが提唱した政策 ===
{{See |ロバート・ルーカス (経済学者)|シカゴ学派 (経済学)#合理的期待形成学派}}
=== ゲーリー・ベッカーが提唱した政策 ===
{{See |ゲーリー・ベッカー#主な主張}}
==評価==
* 経済学者の[[トーマス・カリアー]]はシカゴ学派の経済学者が立て続けに[[ノーベル賞]]を受賞したことについて「最初の40年間、経済学賞選考委員会はシカゴ学派を不当なまでに優遇してきた。シカゴ学派が提唱する自由市場が好まれたからであろう」と指摘している<ref>トーマス・カリアー 『ノーベル経済学賞の40年〈下〉-20世紀経済思想史入門』 筑摩書房〈筑摩選書〉、2012年、p.264。</ref>。
* 経済学者の[[猪木武徳]]は「(
* [[一橋大学]]教授の[[清水啓典]]は、シカゴ大学にノーベル賞受賞者が多い理由について、シカゴ大学設立以来の伝統である「基礎研究を重んじる学風」を指摘しており、「資金も潤沢、給料も全米トップクラス」であるおかげで世界中から優秀な研究者が集まること、雑務が極端に少なく「講義さえやれば、何をしていても文句は言われない」など「研究時間が十分持てるよう大学が配慮」していることを挙げている<ref name="nikkei1995">「ノーベル経済学賞、シカゴ大なぜ多い――基礎研究を重視“雑務”は課さず。」、『日本経済新聞』1995年10月20日夕刊。</ref>。
* [[東京大学]]教授の[[鬼塚雄丞]]は、シカゴ大学にノーベル賞受賞者が多い理由について、「地理上の要因も大きい。ノーベル賞はほとんどの場合基礎研究に与えられるが、ハーバードなどワシントンに近い東部の大学の経済学者は政府機関などのアドバイザーになりやすく、純粋な理論研究より現実の政策に関心が向かいがちだ。一方、中西部のシカゴでは時事問題に煩わされないで、基礎研究に没頭できる」と述べている<ref name="nikkei1995"/>。
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