「自然数」の版間の差分

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=== 除法 ===
ある自然数を他の自然数で割った結果を自然数として得ることは一般には可能でないが、'''[[ユークリッド除法|余りつきの[[除法]]'''は可能である。任意の二つの自然数 ''a'' と ''b''(ただし、''b'' ≠ 0)に対して次の性質を持つ二つの非負整数 ''q'' と ''r'' が求められる。
:''a'' = ''bq'' + ''r''(ただし ''r'' < ''b'')
''q'' と ''r'' はそれぞれ、''a'' を ''b'' で割った'''商'''と'''余り'''といい、 ''a'' と ''b'' の任意の組み合わせに対して、一意に決まる。この除法は他のいくつかの性質(整除性)、アルゴリズム([[ユークリッドの互除法]]など)、数論におけるアイデアにおいて鍵となる。