「U・ボート (映画)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
31行目:
[[1982年]]に[[アメリカ]]で公開されると、同年の[[アカデミー賞]]で6部門にノミネート(監督、撮影、視覚・音響効果、編集、音響、脚色)されるなど、国際的に広く評価された。また、監督・脚本を手がけたウォルフガング・ペーターゼンは、本作をきっかけにハリウッドへと進出することになった。
 
構想から完成まで4年の歳月を費やし、3200万マルク(当時のレートで1850万ドル、約40億円)という巨額の製作費の下<ref>ドイツ映画としては「[[メトロポリス (1927年の映画)|メトロポリス]]」に次ぐ規模。</ref>でUボートの実物大レプリカが建造された。このセットを用いたリアルな艦内描写が作品の中心に据えられており、物語が進むにつれ薄汚れ・髭だらけになり匂い立つばかりにまで演出される乗組員の有り様が、他に類を見ない迫力を出している。本作の出演者は当時無名の俳優たちであったが、本作を出世作として以後活躍している者も少なくない。
 
また、[[クラウス・ドルディンガー]]によるテーマ曲は、[[1991年]]にテクノ風にリミックスされヨーロッパを中心にヒットした。