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=== 大阪のイカ焼き ===
大阪のイカ焼きは[[小麦粉]]を主体とするいわゆる「[[粉食|粉もの料理]]」である。[[小麦粉]]の生地にイカの切り身を入れて焼き、甘辛い[[ソース (調味料)|ソース]]をハケ等で塗る。鉄板で押しつけて焼くため、小麦粉に含まれる[[グルテン]]の作用によってコシの強い、もちもちした食感がある。
 
当初はせんべい職人の賄いとして、せんべいを焼く際に使用する鉄板を用いて焼いて食されていた物が次第に店頭で販売されるようになり(いか焼本舗サイトより)、時期は不明だが、[[住吉大社]]境内の屋台で販売されていたとも言われている。これが大阪において広く知られるようになったのは、1957年に[[梅田]]の[[阪神百貨店]]にイカ焼き店が出店したことがきっかけとされている。これを機に人気が出て扱う店が増え、縁日などの臨時店舗や移動車で販売されることもある。阪神百貨店梅田本店地下1階の阪神食品館スナックパーク内のものは行列ができるほどの有名店で、1日に1万枚以上の売り上げがある。さらに[[阪急・阪神経営統合]]により[[博多阪急]]など阪急系列の店でも販売されるようになった。いか焼きのチェーン店なども関西を中心に増える傾向にあり、移動販売車によるフランチャイズ本部もできているうえ、その味も多様化している。