「もしも願いが叶うなら」の版間の差分

:幼少期に両親が離婚。母に引き取られるが、数年後に死別。天涯孤独となった為ために[[養護施設]]で育ち、自立後はファミリーレストランに勤務していた。資産家の御曹司、健と婚約するが、母と家を出る時に見送っていた少年の面影を忘れられずにいる。兄と名乗る3人が、自分が持っているものと同じ写真を持っていることに驚く。底抜けに明るい性格。

:未来の長兄（血縁なし）物心がつく前に、施設から毛利家に養子として引き取られたが、弟妹が生まれた事で疎まれる様ようになる。小さい頃の事故が元で片耳が不自由。この事故が両親の離婚を誘発することになり、父の死後は弟達とも離れ、関西方面へ長らく移住していた（その為、言語が関西訛りとなる）生活態度にだらしのない面が見られるが、根は優しい。未来と再会する数年前に離婚経験があり、spでは知らぬ間に生まれていた娘の美樹が押し掛けて来きた（この頃、電気屋のバイトを辞めさせられている）。

:未来の二兄。元動物園勤務で「ミキ」と名付けたグレーの毛並みの[[猫]]を連れて来きた。幼い頃に嫉妬心から未来を海に突き落としたことがあり、救助した虎男が聴力障がいを抱えた上、濡れ衣を着せられ、最終的に母と未来が家を出てしまった原因となった事を周囲に打ち明けられずに悩み、口数の少ない地味な性格になっていた。spでは恋人が出来ている。

:未来の婚約者で大企業の御曹司。優柔不断な性格だが、兄達のことでなし崩し的うやむやな態度を取る未来に激怒したこともある。のちに未来の虎男に対しての想いを汲んで破局。1年後に香久子と結婚した直後に海外赴任となる。

:建の母。潔癖な性格で未来にも厳しかったが、中盤で「実は私も玉の輿に乗ったとして、叩かれたことがある」と未来に話して聞かせる。健との破綻後も未来とは実の母子の様ような交流を続けており、夫の浮気に対してへの立腹、健の海外赴任などを理由に未来たちに同居を申し出る。

:虎男と前妻の娘で小学生。弟妹が生まれた後、一緒に暮らしていた父の態度の変化から、実子ではないと気づき、反抗的な態度を取る様ようになる。母に追われる様に家を出て、戸籍・血縁上の父である虎男の元下へ押し掛け、騒動を引き起こすが、同様の生い立ちを持つ虎男、そして孤独を感じて育った未来から娘として受け入れられた事で心境に変化が発生。

:関西在住。虎男と離婚直後に妊娠が判明し、父になりたいと申し出た別の男と再婚、出産するが、離婚・それに伴う不利益への恐れから、次第に美樹を疎む様ようになり「家出して来きたと言いうよう様に」と虎男の元下へ向かわせる。話を付けに来た未来に養育費を渡そうとするも、「あの子は私の子」と諭され突き返されている。