「戦国自衛隊1549」の版間の差分

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|言語= [[日本語]]
|製作費= 15億円
|興行収入= 17.1億円<ref name="eiren">{{映連興行収入|2005}}</ref>
|興行収入= {{flagicon|Japan}}\1,710,000,000<ref name="戦国自衛隊1549">{{Cite web |url= http://www.eiren.org/toukei/2005.html |title= 2005年(1月-12月)|work= 過去配給収入上位作品(配給収入10億円以上番組)|publisher= 一般社団法人日本映画製作者連盟 |language= [[日本語]]|accessdate= 2011-08-01}}</ref>
|前作=
|次作=
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主要舞台である「天母城」のオープンセットには2億円<ref name = "宇宙船11840" /><ref name="movie-goo"/>ないし2.2億円<ref name="dvd">DVDの特典映像より</ref>をかけ、[[陸上自衛隊]][[東富士演習場]]に建設<ref name = "宇宙船YB06">{{Cite book|和書 |date = 2006-04-20 |title = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]YEAR BOOK 2006 |series = ソノラマMOOK |publisher = [[朝日ソノラマ]] |page=71 |isbn = 4-257-13086-5 }}</ref>。日本映画でこれだけの規模のオープンセットが作られたのは、[[黒澤明]]の『[[乱 (映画)|乱]]』以来である<ref name = "宇宙船11840" />。[[1979年]](昭和54年)に公開された作品は、[[自衛隊]]の協力が思うように得られなかったが、本作においては陸上自衛隊の全面協力を得て<ref name = "宇宙船YB06" />、延べ150両以上の実車を使用しており<ref name = "宇宙船11840" />、現役自衛官二百名以上がエキストラとしてラストシーン等に出演している。さらに、本作では、前作の頃には映画製作技術として存在しなかった[[コンピュータグラフィックス|CG]]もふんだんに取り入れられた。また、前作で燃料などの[[補給]]手段や[[タイムトラベル|タイムスリップ]]の原因が説明されなかったのに対し、本作ではそれらが詳細に説明されている。
 
前作は[[千葉真一]]と[[真田広之]]による[[吹き替え]]なしの[[スタント]]と、大規模な戦争も見せ場だったが、今作ではストーリーに力を入れた作品になった。「ロメオ隊がタイムスリップするのは第3特別実験中隊のタイムスリップの2年後」「揺り戻しが起こるのは3日後」などといった設定の一部変更が行なわれた。本作のストーリー性とタイムスリップの詳細な説明が支持された。一方で、歴史への影響をなるべく避けるため実弾は基本的に使わない、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]の人々はなるべく殺傷しないというリアルな設定をとっているが、そのため[[角川春樹]]が制作した前作で見られた自衛隊の兵器が戦国時代の人々に対して使われるというシーンが少なく、使われても殺傷は最小限にとどめるので、前作のような戦闘シーンを期待していた一部の観客には不評だった。公開週の興行収入ランキングは1位。興行収入総計は17.1億円だった<ref name="戦国自衛隊1549eiren"/>。本作は[[ハリウッド]]版として再編集されることになり、『'''Samurai Commando Mission 1549'''』というタイトルで、[[アメリカ合衆国]]など31ヶ国で上映された<ref name = "宇宙船YB06" />。
 
=== 特撮 ===