「駅 (中森明菜の曲)」の版間の差分

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「'''駅'''」(えき)は、[[竹内まりや]]が作詞・作曲した楽曲。元は[[中森明菜]]への提供曲で、[[1986年]]発売の中森のアルバム『[[CRIMSON (中森明菜のアルバム)|CRIMSON]]』に収録された。翌[[1987年]]に竹内がセルフカバーしてシングルも発売し、これによって広く知られるようになった。中森も[[2002年]]発売のアルバム『[[Akina Nakamori〜歌姫ダブル・ディケイド]]』で再録音している。
 
から駅までで繰り広げられる男女の切ない恋の情景をマイナーコードにのせた曲であり、多くの人々の支持を獲得し、竹内の代表曲のひとつとなった<ref>2008年に公式HPで行われた楽曲のファン投票では1位となった</ref>。
 
== 竹内まりやのセルフカバー ==
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=== 概説 ===
* [[山下達郎]]は中森のアルバム『CRIMSON』を聴き、楽曲の解釈に対して強い憤りを覚え、それをきっかけに「駅」のセルフカバーをしてみたらどうかと竹内に勧めた経緯があるという(このことは、竹内の代表作となったベストアルバム『[[Impressions (竹内まりやのアルバム)|Impressions]]』の山下によるライナーノーツに記載されている。当該部分では個人名は伏せられているが、これが明菜中森のことを指しているのは明白である)。
* その後、山下はラジオで「あれはアーティストが悪いんじゃなくアレンジ等のスタッフに対する意見です」と語っている。ちなみに、中森版の編曲を担当した[[椎名和夫]]は、山下の初期から中期のアルバムのリズムセクションの常連だった。
* レコーディングの際、山下は「明るく聞こえる声質だからつまらないと思って歌ってくれ」と注文した。
* 1991年に映画『[[グッバイ・ママ]]』の主題歌に使用された。この映画の終盤には竹内がすれ違う人として数秒出演している。同年にはシングルの2度目の再発盤もリリースされている。
 
=== ベスト・アルバムへの収録 ===