「シャンパーニュ」の版間の差分

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10月には地方の伝統を今に受け継ぐブドウ収穫祭、1月にはサン・ヴァンサン祭(ワイン作りの守護聖人、聖ヴァンサンの祭り。エペルネーが発祥とされ、ブドウ栽培者が集まりその年の豊作と安全を願う)も開催される。ヴェルズネ村(Verzenay)にあるブドウ畑博物館(Musee de la Vigne)を訪れれば、“シャンパーニュ”の呼称が許されたブドウ畑を見学することができる。アイ(Ay)にあるヴィラ・ビサンジェ(Villa Bissinger:国際シャンパーニュ・ワイン研究所)では、名シェフの解説と共にシャンパーニュ地方のワインを楽しみ、試飲することができる。
 
シャンパーニュ・アルデンヌ地方は、この地に備わる天然資源や、その中で生まれ、受け継がれてきた伝統工芸、職人たちの存在に常に重きを置いてきた地方でもある。17世紀からガラス製造が発達した町として知られる小さなバイエル村(Bayel)には老舗のクリスタル・メーカー、クリスタルリー・ロワイヤル・ド・シャンパーニュ(Cristalleries Royales de Champagne)があり、国内でも有数の吹きガラスメーカーとして知られている。一方、オルジュ村(Orges)にあるムーラン・ド・ラ・フルーリストゥリ(Fleuristerie)(Moulin de la Fleuristerie)ではフラワー・アレンジメントによる美しい装飾がある。また、ランスやトロワ、周辺の村々はステンドグラスや有名なガラス職人の存在で知られている。
 
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