「プラナー」の版間の差分

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初代プラナーは、[[ダブルガウス]]型の発展過程における代表的なレンズのひとつで、完全に前後対称である。対称な設計は[[像面湾曲]]や[[歪曲収差]]が抑えられ、平坦を意味するプラーン(独:''Plan'' )が名称の由来である。
 
その後プラナーは同系統のレンズのシリーズ名として使われた。[[第二次世界大]][[ダブルガウス]]型は[[コマ収差]]を抑えられず、空気面の多いこともコーティング技術の発達以前には不利であった。しかし戦後は、コマ収差を抑えられるようになり、同社のTコーティング・T*コーティングとともに高性能なレンズが作られるようになった。また[[一眼レフカメラ]]では、ライバルの[[ゾナー]]はバックフォーカスの短かさが構造上不利ということもあり、プラナーが看板レンズとなった。主に[[標準レンズ]]に採用され、一部大口径望遠レンズがある。
 
Sプラナー(''S-Planar'' )は特殊用途(独:''Sonder'' )であることを示し、その多くはいわゆるマクロレンズであり、後に一般向け製品はマクロプラナー(''Makro-Planar'' )に名称変更された。Sプラナーには[[ステッパー|半導体露光装置]]用や引き伸ばしレンズ、マイクロフィルム用レンズなども存在した。
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=== 関わった設計者 ===
* [[パウル・ルドルフ]]
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== 注釈 ==
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== 出典 ==
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== 参考文献 ==
 
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[[Category:カール・ツァイスの写真レンズ]]
[[Category:カール・ツァイス]]
[[Category:カメラ製品の一覧]]
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