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== 経歴 ==
[[群馬県]]群馬郡国分村で出生<ref name="doushisya">同志社山脈編集委員会『同志社山脈 - 113人のプロフィール』晃洋書房、2003年、28 - 29頁</ref>。[[群馬県立前橋高等学校|前橋中学]]、[[第二高等学校 (旧制)|第二高等学校]]を経て、1922年[[東京大学|東京帝国大学]][[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|法学部]]卒業。
 
1933年まで[[同志社大学]]教授をつとめたが、[[治安維持法]]で逮捕され、職を辞す。のち1934年に渡欧(1936年に帰国<ref>田中秀臣 『沈黙と抵抗-ある知識人の生涯、評伝・住谷悦治』 藤原書店、2001年、129頁。</ref>
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== 人物 ==
二高在学中に叔父・[[住谷天来]]から[[受洗]]<ref name="doushisya"/>。東大法学部では[[吉野作造]]から民本主義を学び、[[河上肇]]の著書に傾倒し[[社会主義]]に接近した<ref name="doushisya"/>。
 
[[経済学史]]・[[社会思想|社会思想史]]を専門とした。特に近代日本における社会思想史・社会主義運動史の研究で知られる。ジャーナリズム研究の先駆者でもある。住谷のジャーナリストとしての方法論の特徴は、現在の問題を過去の由来から批判的に検討する手法にある<ref>田中秀臣 『沈黙と抵抗-ある知識人の生涯、評伝・住谷悦治』 藤原書店、2001年、87-88頁。</ref>。