「グラス・オニオン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルアプリ編集
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
59行目:
実質的には[[ジョン・レノン]]の作品で、リードヴォーカルもジョン。A面3曲目に収録されており、アルバムで初めて[[リンゴ・スター]]が登場。彼の威勢のいいドラムで曲は始まり、続いて[[ポール・マッカートニー]]の[[リッケンバッカー・4001|4001S]]による硬く引き締まった[[エレクトリックベース|ベース]]が続く。全編におけるストリングスのアレンジは[[ジョージ・マーティン]]によるアイディア。
 
歌詞の中には「[[ストロベリー・フィールズ・フォーエバー|ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー]]」「[[アイ・アム・ザ・ウォルラス]]」「[[レディ・マドンナ]]」「[[フール・オン・ザ・ヒル]]」「[[フィクシング・ア・ホール]]」といったビートルズの他の楽曲名が登場する。ジョンは後のインタビューで、ビートルズの曲の歌詞の意味を独自に解釈して決めつける人たちをからかうために、わざと憶測されやすい作詞にしたと解説している。曲中にある、「'''セイウチとはポールのことさ'''(The walrus was Paul)」というくだりもその一例だが、作者の意に反して、かえって[[1969年]]に広まった[[都市伝説]]「[[ポール死亡説]]」の根拠の一つにされてしまった。
 
本作のアレンジはマスターバージョンに至るまで試行錯誤が重ねられ、ガラスの割れる音やアナウンサーの声などの[[SE]]が使われたアウトテイクが、ジョンの弾き語りによるデモテイクと共に『[[ザ・ビートルズ・アンソロジー3]]』に収録されている。