「ノート:ロー対ウェイド事件」の版間の差分

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「<FONT COLOR="#0000ff"> 日本は中絶に関しては先進国でいち早く合法化したため</FONT>、」の部分は明らかな虚偽です。「合法」を文字通りに捉えると、日本の法規では刑法に「堕胎罪」が存在しており、中絶を法令によって合法化をしたことはありません。
次に「合法」を「条件をつけて合法化」と広義に捉えてみましょう。(もちろんこのような独自の解釈を提示するには断りを脚注なので入れておく必要があります)管見の限りでは、先進国でいち早く合法化したのは戦間期のドイツがそれに相当します。「1940-1948年の国民優生法-優生保護法」をあなたは記しておられますが、国民優生法は1933年制定のGesetz zur Verhütung erbkranken Nachwuchsesを参考に作られた法律であり、同法では優生的理由による中絶が規定されており、時間的に比較し、明らかに日本のそれはドイツの後です。このような間違った情報も出典が示されていれば特に医学史に通じていなくても一般の読者でも看破することが可能になります。<br />
 
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