「翌朝10時郵便」の版間の差分

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==ビジネス郵便==
[[1968年]](昭和43年)10月1日、[[東京中央郵便局]]、[[名古屋西郵便局|名古屋中央郵便局]]および[[大阪中央郵便局]]相互間において、「速達郵便物の特別取扱い」が開始された。これは、各中央郵便局の特別窓口で引き受け、他の中央郵便局に受取人が開設した本サービス専用に「特○号」の番号が付された私書箱に配達することに限定し、おおむね午前中(引受締切時刻は区間により11時~13 - 13時に設定された)に引き受けた郵便物は新幹線(東京←→大阪間は航空便)で当日午後に、午後(同じく22時に設定された)引き受けたものは航空便(大阪→名古屋のみ自動車便)で翌朝7時から受け取れるようにしたもので、三大都市の企業の事業所間で信書らしきものを航空運送事業者に託して送達していたことへの対策であった<ref>「速達郵便物の特別取扱い開始」、『ぽすとまん』昭和43年9月号8-9頁、『戦後の郵政資料』第4巻所収。</ref>。郵便物は書留速達扱いとし、差出人、受取人とも事前に郵政省の承認を必要とした。
 
「ビジネス郵便」の呼称がいつから始まったか不詳であるが、1973年(昭和48年)、郵政省が初めて発行した『通信[[白書]]』(現:情報通信白書)では、本サービスを「ビジネス郵便」と呼んでいる<ref>郵政省『通信白書』昭和48年版、118頁。</ref>。