「SI接頭語」の版間の差分

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接頭辞の禁止
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* 長さ: キロメートル、メートル、デシメートル、センチメートル、ミリメートル、およびそれ以下のものが使用される。メガメートル、ギガメートル、およびそれ以上のものが使用されるのはまれである。大きな長さ(距離)を示すときには[[天文単位]]、[[光年]]、[[パーセク]]が使用されている。天文単位は非SI単位であるがSIと併用して良い単位とされている。
* 時間: [[秒]]、ミリ秒、マイクロ秒、およびそれより小さなものは使用される。秒よりも大きな時間には通常は[[分]]、[[時間 (単位)|時]]などや[[指数表記]]が使用される。また、秒にSI接頭辞を付けて「キロ秒」、「メガ秒」のように使うことはできるが、分や時間にSI接頭辞を付けて「キロ分」のように使うことはできない。
 
=== 計量法による使用制限 ===
日本の計量法では、次の計量単位にSI接頭辞をつけることは禁止されている(計量法第5条第1項、計量単位令 第4条第号)<ref>[http://www.meti.go.jp/topic/downloadfiles/e90608kj.pdf 新計量法とSI化の進め方ー重力単位系から国際単位系(SI)へー] 通商産業省、SI単位等普及推進委員会、p.12、1999年3月発行</ref>。
 
* 質量:キログラム(「キロ」そのものが接頭辞であるため)
* 密度:キログラム毎立方メートル (「キロ」そのものが接頭辞であるため)
* 時間:分、時
* 角度:度、分、秒
* 音圧レベルなど:デシベル
* 圧力:気圧
 
* 質量流量:キログラム毎秒、キログラム毎分、キログラム毎時
* 流量:立方メートル毎秒、立方メートル毎分、立方メートル毎時
* 回転速度:回毎分、回毎時
 
濃度
* ピーエッチ
* 質量百分率、質量千分率、質量百万分率、質量十億分率、質量一兆分率、質量千兆分率
* 体積百分率、体積千分率、体積百万分率、体積十億分率、体積一兆分率、体積千兆分率
 
その他
* 平方メートル、立方メートル(接頭辞は常に[[累乗]]に優先するため)
* 毎メートル、平方メートル毎秒
* 毎秒、毎分、毎時
 
== 歴史 ==