「構造遺伝子」の版間の差分

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== 進化の過程 ==
生物学において、大きな課題のひとつに[[進化|大進化]]の説明がある。特に[[種]]以上の[[タクソン]]の大進化は、それが上位になればなるほどその大進化の過程を説明するのが困難であるが、その原因として[[ニッチ]]からの放があげられる。ニッチの変遷によって遺伝子が変化したというのだ。
ただし、生物の構造や機能の点から言って、遺伝子レベルの変化と体制の大きな転換が重要であり、よって、構造遺伝子よりも調節遺伝子の変化のほうが重要なのだ。生物の構造や機能を決定する構造遺伝子がいくら集積しても大進化をもたらすほどの大きな変化になるとは考えにくく、むしろ、種種の遺伝子の発現のパターンとタイミングを調節する遺伝子群の発現様式の変化が重要であると推定されている。近年、その候補として[[ホメオボックス|ホメオボックス遺伝子]]をはじめとする多くの転写調節因子をコードする遺伝子が注目されている。