「ペーパーバック」の版間の差分

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'''ペーパーバック'''({{lang-en-short|paperback}})もしくは'''ソフトカバー'''({{lang-en-short|softcover, softback}})は、安価な[[紙]]に印刷され、[[ハードカバー]]の様に[[皮]]や[[布]]や[[厚紙]]による表紙を用いていない形態の[[本]]のことである。'''並製本'''(なみせいほん)'''仮製本''''''ペーパーカバー'''ともいう。
 
== 分類 ==
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{{See also|文庫本|新書}}
*1938年、欧米のペーパーバックを参考に[[岩波新書]]がペーパーバック仕様で創刊された。ただ、1982年から他社の新書同様にカバーがかかった体裁になった。
 
*1970年1月に、[[小学館]]から、「別冊ビッグコミック 特集ゴルゴ13シリーズ」の第1集がB6のペーパーバック仕様で発売された。B6の[[平綴じ]]、カバーなく、増刷もされない。いわゆる[[コンビニコミック]]の元祖である。このシリーズは現在も同じ体裁で刊行が続いている。
 
*1979年9月20日、最初の日本語版の[[ハーレクイン]][[ロマンス]]が発売される。最初期のものはジャケットがあったが、のちにペーパーバック仕様に変更され、今日にいたっている。
 
*1999年7月から、ペーパーバック仕様の[[コンビニコミック]]の大量刊行が始まった。
 
*2015年5月、小学館が復刊書だけの新レーベル「P+D BOOKS」を立ち上げた。B6のペーパーバック体裁でコストをおさえている。<ref>日本経済新聞2015年4月12日朝刊読書面</ref>
 
*なお、講談社の[[ブルーバックス]]はいかにもペーパーバック仕様のようなイメージを与える名であるが、カバーがかかっている。
 
*なお、講談社の[[ブルーバックス]]はいかにもペーパーバック仕様のようなイメージを与える名であるが、カバーがかかっている。
 
==洋書におけるペーパーバックの種類==
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* [[ムック (出版)]]
 
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[[Category:書字・形態別の書物]]
[[Category:製本]]