「ワッツ暴動」の版間の差分

ワッツの様に黒人居住地域が[[スラム街]]となっているのはアメリカ全域で見られたことであり、折からの[[公民権運動]]の高まりによる[[人種差別]]への反発<ref>[[ブラックパンサー党]]が[[オークランド (カリフォルニア州)|オークランド]]で結成されるのはワッツ暴動の翌年の[[1966年]]である</ref>から同種の暴動は、この頃全土で発生<ref>[[1964年]]に[[ロチェスター (ニューヨーク州)|ロチェスター]]・[[フィラデルフィア]]と[[ニューヨーク]]（[[1968年]]にも発生）で、[[1966年]]には[[サンフランシスコ]]と[[クリーブランド (オハイオ州)|クリーブランド]]で、[[1967年]]には[[デトロイト]]・[[ニューアーク (ニュージャージー州)|ニューアーク]]や[[ボルチモア]]（翌年にも発生）で、1968年には[[ワシントンD.C.|ワシントン]]と[[シカゴ]]で暴動が発生している</ref>していた。政府も州も暴動の鎮圧には力を振るったものの、根本的な原因となった居住地域における生活改善や人種差別の解消<ref>更に暴動による損害の補償</ref>には更なる時間が必要となった。