「ポンマンの聖母」の版間の差分

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ポンマンはフランス北西部の[[ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏]][[マイエンヌ]]県にある[[コミューン]]で、当時は15軒ほどの民家と80名の住民からなる小集落であったが、最初に異変に気付いたのは当時12歳のウジェーヌ・バルブデット(Eugène Barbedette)であった。ウジェーヌは道路を挟んで納屋の向かいにある民家の上方約6メートルのところに金の星をちりばめた蒼色の服の美しい婦人が両手を下げ加減に広げ、迎えるしぐさでほほ笑んでいるのを目撃した。月は出ていないが星は出ている4半時も立ったころ、納屋から父親と弟のジョゼフ(Joseph 当時10歳)が出てきたが、父親にはその婦人は見えず、弟には見えるという。母屋から出てきた母親にもその婦人は見えなかった。納屋の仕事を片付けて母屋で夕食を済ませて再び納屋に戻ると子供たち2人はそのままであるという。父親は、お前たちに見えるなら[[修道女]]にも見えるだろうと、修道女のスール・ヴィタリヌ(Sr.Vitaline)に声をかけ、彼女は寄宿舎から子供たちを呼び出した。すると当時10歳と9歳であった2人の少女たちがやはり何か見えると主張した。この後、別の修道女スール・マリー=エドゥア―ル(Sr.Marie-Edouard)が駆け付けたが、彼女はいち早く[[聖母]]と認識した。他の子供たちにも声をかけ、そして[[カトリック教会]]の[[司祭]]であるゲラン神父(Fr.Guerin)にも「聖母が出現した」と報告し、連れてきた。
 
この騒ぎを聞きつけ、約50名の人々が駆け付けたことになるが、ここまでの段階では「蒼い服の女性」は子供たちに微笑みかけるばかりで何のメッセージも身元も伝えていなかった。子供たちの説明では、靴まで垂れ下がる星印の青いチュニック、金のリボンの蒼い靴、髪を覆う黒の長いヴェール、末広がりの円筒形の帽子と言った衣装の様子が人々に知らされているだけである。<ref name="pointmain1"></ref>
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[[File:Pontmain (53) Basilique Vitrail 4.jpg|thumb|Norte-Dame d'Esperance de Pontmain]]