「ウェンセスラスはよい王様」の版間の差分

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=== うたの内容 ===
 
うたは、スティヴンマス([[ステファノの日|聖ステパノス]]の聖日]]、[[12月26日]])の凍り付くばかりに寒い夜に、城の物見から外を見た王が、遙か彼方に小さな人影が、暖房の為の薪を集める姿に気づくところから始まる。小姓を呼んで「あれは何者か」と問うた王に、[[小姓]]は、「あれは[[聖アグネス]]の泉の傍らに住む小作農民です」と答える。
 
ウェンセスラス王はこの目出度い季節に、困窮している農民の姿に哀れみを覚え、善意の贈り物を与えることを思いつく。[[肉]]、[[葡萄酒]]、[[マツ|松]]材の薪を小姓に持って来させ、それらを携え、小姓と共に、遙か遠くの目的地目指す。しかし雪の深く積もった道は歩くのが困難で、身を切るばかりの寒風が吹きすさび、二人を凍りつかせる。小姓は、「もはや進めません」と王に訴える。