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*身長:166cm
*体重:55kg
*[[8月12日]]生まれ(万事屋ネタ帳簿の登場キャラクター分析集では11月15日となっている)
*[[獅子宮|しし座]]
*年齢:16歳<ref>[[酒]]を飲んでいる</ref>
 
== 人物 ==
侍魂を学ぼうと[[坂田銀時|銀時]]の元で働く、[[眼鏡]]をかけた一見気弱そうで地味な少年。作中では数少ない[[ツッコミ]]役兼常識人。ただ、最近は少し万事屋に就職したことに後悔を感じているようで、銀時曰くたまに軽蔑の視線を向けることもあるらしい。通称「ぱっつぁん」、女装時の名称は「'''パチ恵'''」<ref>髪型は[[おさげ]]、吉原炎上篇では前髪を結んでいるだけ。</ref>。[[一人称]]は基本的に「僕」で敬語口調、時には「俺」になる。顔は作中のあらゆるキャラクターのベースとなっている<ref>単行本15巻質問コーナーより。</ref>。存在感が薄く、「ダメガネ」<ref>「駄目なメガネ」の略。</ref>や「[[ヘタレ]]」などと揶揄されている。最近では周囲から本体は「メガネ」と認識されている有様。<ref>魂を抜かれた際も彼の魂だけはメガネを掛けていたり、雪山では姉さえも落ちたメガネを新八だと認識した。</ref>。
しかしこれが結果、幸を生むことがある。例えば、敵に襲われても眼鏡のみを破壊される程度で済んだり、性別逆転編では眼鏡がピンク色になる程度(アニメでは柄がピンク色になる)で済むなど(宇宙人からも、本体=眼鏡と思われてるらしい
 
ツッコミを入れる能力に長けているが、最近は自身がボケ役になることも多い。機械(からくり)は苦手と自称しているが、人並みの操作は出来るようである。
 
名前のモデルは、[[永倉新八]]と[[志村けん]]より。また志村姓については、史実の永倉が、晩年に杉村姓に改名していることも影響していると見られる。
 
入れ替わり篇で銀時と土方の魂が入れ替わった際には名前のモデルの永倉同様、二番隊隊長になっている(ただし、肩書は真選組ではなく万事屋のままである
=== 性格 ===
基本的に純粋で優しく誠実だが、時には[[万事屋銀ちゃん|万事屋]]の仲間と一緒に悪ノリをする。作中では(主に)語り部で、依頼人の交渉にあたることも多い。普段は礼儀正しいが、ツッコミに関しては容赦がなく感情的になる。万事屋のリーダー格ではないが、観察・洞察力に優れ機転が利く上、家事全般を一通りこなすこともでき、この年齢にしては驚くほどのしっかり者で、年下への面倒見は銀時よりもい。悪く言えばお人好しかつお節介焼きであり、極端に口うるさく、そういった性格が原因で銀時や神楽から鬱陶しがられることが度々たびたびある。また、女性に対する免疫が少なく、女性絡みのことになるとどうしていいかわからず、慌てふためいてしまうシーンも多い。部屋にエロ本を隠しているムッツリスケベであり、隠していることをすぐに銀時にバレてしまっている。しかし侍としての強い信念も持ちあわせており、長編などではそれを発揮して周囲を支え、局面においても様々な活躍を見せる。
 
=== 身体能力 ===
実家は「[[剣術道場|恒道館]]」。幼い頃から剣術の修行を積んでおり、腕前はい。腕力も高く得意技は[[鼻フック]]。極度な[[近視]]ではないが、戦いの場では眼鏡を掛けていた方が本来の実力が引き出せるようである。一般人に比べると非常に高い戦闘力を有しており、紅桜篇では不意をついたとはいえ、岡田似蔵の片腕を斬り落とし銀時の窮地を救うなどの活躍も見せた(その際、銀時に「オメーはやればできる子だと思ってた」と賞賛を受ける)。柳生篇においても、銀時のアシストがあったとはいえ彼の作戦を瞬時に理解し、歴代当主の中で最強とも言われる敏木斎を倒している。これまでは周囲の戦闘力の高さによって彼自身の存在感が霞み、あまり目立つことはなかったものの、吉原炎上篇での阿伏兎との戦いを機に、神楽と共に今以上に強くなることを決意し、二人で修行に励んでいる模様。その甲斐あってか、経験の少なかった真剣の扱いにも慣れ始め、かぶき町四天王篇ではかぶき町四天王の一人である次郎長の娘の[[銀魂の登場人物一覧#かぶき町四天王とその関係者|泥水平子]]を一撃のもとに峰打ちで斬り伏せるほどにまで成長し、その脅威的な強さによって神楽とともに『夜叉の童(おにのこ)』と称された。また、尾美一との一騎打ちでも、ギャラクシーソードマスターと宇宙に名を馳せる彼を倒している。
 
霊感がそれなりにあるようで、スタンド温泉篇では、[[幽霊]](銀時いわく[[スタンド (ジョジョの奇妙な冒険)|スタンド]])が見えていた。しかし、幽霊の具現化しやすい霊界スポットではなかったからか、[[銀魂の登場人物一覧#ゲスト|定食屋の親父]]の葬式では定食屋の親父の霊は見えておらず、見える時と見えない時のムラがある。
 
=== 過去 ===
母親は自分を産んだ後にすぐ他界、父親は幼少の頃に病死。父親の死後、金貸しの社長に[[人身売買]]されそうになるが、[[銀魂の登場人物一覧#柳生一門|柳生九兵衛]]に助けられた。眼鏡を掛けているのは、本人曰く幼い頃からお妙の料理(通称“かわいそうな卵”)”)を食べさせられ続けた結果、目が悪くなったから。[[寺子屋]]に通っていたが、父親の[[借金]]のせいで中退している。フリーターだった頃、何をやっても上手うまくいかず自信をなくしかけていた時に、インディーズだったお通と出会い、懸命に歌う彼女の姿に心を打たれた。この出会いが切っ掛けでお通のファンとなり、寺門通親衛隊隊長となった。
 
=== 人間関係 ===
銀時の良き理解者兼ツッコミ役にして、基本的には彼を尊敬し「兄貴分」と称することもある。銀時も一人の侍として新八の実力を認めており、神楽と共に、今の彼の大きな心の支えにもなっている。新八の危機や力及ばぬ新八を卑下する敵の言葉に、銀時が怒りを露わにする場面も少なくない。神楽からはぞんざいな扱いばかり受けているが、一緒に調査をしたり共闘したりすることも多い、兄妹のような関係を築いている。神楽が星海坊主と共に故郷へ帰ろうとした際には、彼女が船に乗ってもなお、地球を去ることを考え直すようターミナル内の梯子を登りながら大声で説得したり、阿伏兎との闘いで夜兎の本能に目覚め暴走した神楽を、必死に抑止し正気に戻すなど、彼女との絆の強さが伺える描写が多く見られる。姉である[[志村妙|お妙]]と実家で二人暮しをしている。女手一つで育ててくれた姉を慕いつつ、彼女の怒りを買うことを何より恐れている。ただし本人もキレると姉同様、見境なく[[感情]]を剥き出しにして[[暴走]]する。銀時曰く[[シスターコンプレックス|シスコン]](一応自覚はしてる)。
 
アイドル'''[[銀魂の登場人物一覧#芸能・マスコミ|寺門通]]'''の[[#寺門通親衛隊|親衛隊]]隊長([[ファンクラブ]]会長)を務めている。追っかけ時は人格が変わってかなりの熱血漢となり、他の親衛隊員を鉄の規律でまとめ上げる。生来のアイドル[[オタク]]というわけではなく、お通には下積みの時代にその歌で勇気をもらい、感謝の念から応援を続けている。かなりの[[音痴]]だが、音痴を曝け出しても気にしておらず、寧ろ新八自身は音痴であることを自覚していない模様<ref>ゆえにあらゆる著名人達が訪れる九兵衛の生誕祭で、人生ゲームなどで場の空気を壊す銀時達に散々注意しておきながら、歌唱の際にその音痴で自ら墓穴を掘り、そのせいでさらに周囲から浮く羽目になる。</ref>。恋愛経験はほとんどなく、女性に対する免疫もない。
 
真選組とは特に山崎との接点が多く、手の焼ける上司を持つという共通点から、共に励ましあっている。近藤とは姉絡みの接点が多く、次期真選組局長候補として見込まれているが、新八の方は近藤の強さは認めているものの、姉の相手としては軽蔑している模様。その他土方・沖田含め真選組隊員とも、関係はとりあえず悪くはない様子。
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=== 恒道館 ===
剣術道場。流派は「天堂無心流」。かつては[[銀魂の登場人物一覧#恒道館関係者|尾美一]]など多くの門下生が剣術を学んでいたが<ref>第409訓では[[チューバッカ|『中 馬鹿』]][[ルーク・スカイウォーカー|『流久 空〜 』]]等の門下生の名が確認出来る。</ref>現在は[[廃刀令]]の煽りで門下がいなくなり、現在は自分が当主で姉が門下生だが、実権は姉が握っている。近藤の撃退や負傷した銀時の保護(実態は拉致&拘束)のために、敷地内にもかなりの[[トラップ]]が仕掛けられている。アニメ版では、対ストーカー用レーザー搭載人工衛星「SOL(ストーカー・おしおき・レーザー)」を所有している。ビームサーべ流篇以降は徐々に門下生が集まりつつあるが、全員ホームレスであり、門下生になった理由も剣術を習うためではなくマカデミアンナッツチョコがもらえるからであり、剣術に興味がある者は皆無に等しい。おまけに道場の敷地内に勝手にダンボールハウスを建てる輩も出ている始末である。
 
=== 寺門通親衛隊 ===
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『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』では、5年後の世界で万事屋として活動している。身長も伸び、非常にクールな性格へと成長し、目つきもそれに伴い鋭くなっている。銀時の残した木刀、洞爺湖を勝手に受け継いでいる。作中で最初に銀時が目にした「5年後の仲間」であり、状況に戸惑う彼を助ける形で無数のゴロツキ相手を、神楽とともに圧倒した。
 
銀時が行方不明になってから5年の間に、ツッコミも寺門通のCDも捨てた(銀時からは「ほとんどゴミしか捨ててない」と一蹴されている)と言っていたが、完全に捨て切ったわけではなく、未だ寺門通のファンであると同時に、ツッコミも油断すれば自然と出てしまう。また、投獄された源外を何とか救い出そうとしたり、銀時や神楽と一緒にパニックになったり、5年経っても性知識は乏しいなど、彼自身の本来の性格はそう変わっていない様子。
 
神楽とは万事屋の後継者争いをしており、仲違いしていたが、銀時(周りからは全くの別人に見えている)が現れてからは、だんだんと以前のような関係へと戻ってき、お妙の病室での一件の後は、以前と同じ髪型と服装、性格に戻り、ツッコミも惜しみなく披露するようになった(目つきは若干鋭いままであるが)
 
== 3年Z組銀八先生 ==
ここでもメガネ、ツッコミ担当。アニメでのおまけなどでは彼の一言で終わる形式が多い。寺門通の親衛隊隊長を勤めることなどは変わらず。何だかんだ言いながらも担任である銀八を尊敬している。席は教卓の前。カカシ先生の写輪眼を盗んだ犯人となっている。
 
== 金魂 ==
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名前は'''永倉新八(ながくら しんぱち)'''。没デザインは眼鏡を掛けていない活発な雰囲気の少年。[[田舎]]から上京し、初期設定の近藤と知り合い真選組に所属する。没になった設定でも準主人公的存在のようだった。
== ゲーム ==
* 『[[銀魂でぃ〜えす・万事屋大騒動!|万事屋大騒動!]]』では、アクションステージで彼を使う際には初めは体力がひとつしかないものの、恒道館道場でミニゲームをクリアすると体力を最大5つまで上げることが出来る。なお、必殺技を使うと衝撃波を出すことが可能。また、通常攻撃の速度はプレイヤーキャラ中最も遅い上級者向けのキャラクターと言える。
* 『[[銀魂 銀玉くえすと 銀さんが転職したり世界を救ったり|銀玉くえすと]]』では、最終奥義で自分の音痴さを利用した「ゴッドボイス」という技がある(味方にもダメージを与える)。
== 「8」の因縁 ==
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== その他 ==
[[阪口大助]]は作者曰く『リアル新八』である<ref>ジャンプフェスタ2008メッセージより</ref>、ドラマCDなども当の阪口は自称している。
 
== 脚注 ==