「マックス・ヘッドルーム」の版間の差分

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自分の名前を冠した[[調査報道]]番組を任されている敏腕レポーター、エディスン・カーターは、視聴者の連続変死事件を追っていたが、局上層部から取材を差し止められる。黒幕は社長のグロスマン<ref>米国版の役名は『ネッド・グロスバーグ』</ref>。企画開発部門チーフを務める天才少年、ブライス・リンチが開発した、ザッピング阻止の為の[[コマーシャルメッセージ|CM]]圧縮技術「ブリップバート」の導入で視聴率を上げる事が出来たものの、実はこれには不活発な視聴者を爆裂死させるという恐るべき副作用が出ており、局としては明るみに出る事を抑えねばならなかったのだ。
 
新しいレポーターコントローラー、シオラ・ジョーンズの指示のもと、ブライスの存在に肉迫したエディスンは、ブリップバートの副作用の様子を収めた映像を目の当たりにする。だが録画には失敗し、エディスン自身も捕まってしまった。グロスバーグの命令を受けたブライスは、エディスンがどこまで知っているか割り出そうと、コンピューターでエディスンの記憶を引き出して数値化、再構成した。かくてエディスンの分身、自我と人格を持った[[コンピュータグラフィックス]]、'''マックス・ヘッドルーム'''が誕生する。
 
なお、マックス・ヘッドルームとは「Max Headroom」(高さ制限)の事で、地下駐車場の規制バーに頭を打ち付けて気絶するエディスンが最後に見た物であり、その記憶から再構成されたマックスが最初に繰り返し口走った事に由来するが、これは、いわゆる「トーキングヘッド」を意味する「マックスの頭の部屋」との洒落も入っている。