「岡田美術館」の版間の差分

[[2013年]][[10月4日]]、[[実業家]]でユニバーサルエンターテインメント創業者の[[岡田和生]]の収集した、[[東洋美術史|東洋]]・[[日本美術]]コレクションを展示する目的で設立された美術館である。[[古代]]より[[現代]]にいたる[[中国]]、[[韓国]]、日本の[[陶磁器]]を中心に、日本美術は主に[[近世]]、[[近代]]の[[日本画]]を所蔵している。岡田は最初美術ファンに過ぎなかったが、「雪松群禽図屏風」との出会いが、コレクションひいては美術館設立のきっかけになったという<ref>図録（2013）p.2。</ref>。美術館は、[[明治]]時代に「開化亭」という[[ホテル]]のあった跡地に5階建てで建設された。その敷地は美術館が多い[[箱根]]においても屈指の広さを持っている。長年、行方知れずであった[[喜多川歌麿]]の肉筆大作「深川の雪」を所蔵しているたことは特筆に値するで注目を集めた<ref name="fukagawa">岡田和生発行 小林忠監修 『喜多川歌麿 深川の雪』 岡田美術館編集・発行、2014年4月3日。</ref>。また、640枚の金地パネルに描かれた[[福井江太郎]]の「風・刻（とき）」と題した[[風神]][[雷神]]の大[[壁画]]は見ごたえがあ飾られている。この大壁画の前には足湯カフェも併設されている。

* 「[[西本願寺本三十六人家集|石山切（伊勢集断簡）]]」 1幅 [[天永]]3年（[[1112年]]）頃

* 「三美人図」 絹本着色 3幅対 中腹幅は[[円山応挙]] 左右幅は[[源き|源琦]] 天明3年（[[1783年]]）3月

*「壺をのせる女性　杯をもつ女性たち」　埴輪3体　[[古墳時代]]後期（5-6世紀）

*「深川の雪」喜多川歌麿　紙本着色 江戸時代中期喜多川歌麿 享和2年-文化3年（[[1802年|1802]]-[[1806年|1806年]]）<ref name="fukagawa" />

*「三美人図」喜多川歌麿　絹本着色 喜多川歌麿 江戸時代中期

*「芸妓図」喜多川歌麿　絹本着色 喜多川歌麿 江戸時代中期

*「美人に犬図」　絹本着色 [[勝川春章]]　絹本着色 江戸時代中期

*「夏の朝」　絹本着色 [[葛飾北斎]]　絹本着色 江戸時代後期

*「傾城図」 葛飾北斎　絹本着色 葛飾北斎　江戸時代後期

*「立美人図」 葛飾北斎　紙本墨画淡彩　葛飾北斎　江戸時代後期

*「霊峰一文字」 絹本墨画淡彩　[[横山大観]]　絹本墨画淡彩　大正15年

*「汐くみ燕子花図屏風」 [[上村松園]]　絹本金銀地着色 昭和16年[[神坂雪佳]] 20世紀

*「夕涼汐くみ」 上村松園　絹本着色　[[上村松園]] 昭和時代16年

*「音律夕涼」　[[立石春美]]　 絹本着色　上村松園 昭和時代

*「セピアの肖像」　カンバス、油彩　[[森本草介]]　カンバス、油彩　平成9年