削除された内容 追加された内容
タグ: コメントアウト
50行目:
 
== アプローチによる相違 ==
<!--
=== トップダウン解析 ===
句構造規則では、[[トップダウン構文解析]]が行われる。各行は「上位構成素→下位構成素」の順で示され、さらに 1行目 > 2行目 > 3行目...というように、次第に小さくなっていく。これは、チョムスキー自身が後年になって提唱した{{仮リンク|ミニマリスト・プログラム|en|Minimalist program}}<ref name="chomsky_1995">Chomsky (1995).</ref>における[[ボトムアップ構文解析]]と対照的である({{仮リンク|マージ (言語学)|en|Merge (linguistics)}}も参照)。
--><!-- ←形式言語理論的には意味不明です。句構造規則による同一の規則の集合から、トップダウン(左から右への書き換え)でもボトムアップ(右から左の書き換え)でも構文解析は可能です。(自然)言語学的には何か重要が違いがあるのかもしれませんが、そこがわかるように説明できてはいないように思います-->
 
=== 句構造文法 vs 依存文法 ===
句構造規則という概念は、文が[[構成素]]の組み合わせ・積み重ねだという前提に基づいているため、必然的に[[句構造文法]]という枠組に含まれ、[[依存文法]]とは相容れない<ref>依存文法の詳細については Ágel et al. (2003/6) を参照。</ref>。句構造文法における語と節点の関係は1対1または1対多であり、すなわち、1つの語につき、1個または複数の節点が存在し、各節点が構成素に対応する。一方、依存文法では常に1対1であり、すなわち、個々の語に対応する節点は1個しか存在せず、まとまりとしての構成素は認められるが、個々の語は構成素だとはみなされない。この違いをツリー図で示すと、次のようになる。