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== 概要 ==
全身に様々な武器を備える「マンダロア装甲」でその身を包んだバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)。特に「エピソード4・5・6」の時代に“銀河一の賞金稼ぎ”としてその名を馳せた。初登場は、1978年に放送されたテレビスペシャル『スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル』のアニメパートにて映画本編に先駆けて登場した。映画では『[[スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲|エピソード5/帝国の逆襲]]』から登場し、反乱同盟軍の[[ハン・ソロ]]を捕らえるために、[[ダース・ベイダー]]が雇ったバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)たちの1人として登場した。
 
映画中での初登場は、[[1997年]]の《特別篇》以降の『[[スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望|エピソード4/新たなる希望]]』では、合成によって出演シーンが追加された。、[[ジャバ・ザ・ハット]][[ハン・ソロ]]に借金の取り立てに行く場面で、ジャバの用心棒の一人として同行カメオ出演している。それを除くと、正式に登場したのは『[[スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲|エピソード5/帝国の逆襲]]』から登場し、反乱同盟軍の[[ハン・ソロ]]を捕らえるために、[[ダース・ベイダー]]が雇ったバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)たちの1人として登場した
[[ハン・ソロ]]は自身の操縦する[[ミレニアム・ファルコン]]を、帝国軍戦艦が投棄したゴミに紛れさせるという奇策で、帝国軍の追撃を出し抜いたのだが、ボバはこれを見逃さずソロたちの後を追跡した。これは『[[スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃|エピソード2/クローンの攻撃]]』で父である[[ジャンゴ・フェット]]とジェダイの騎士[[オビ=ワン・ケノービ]]を追撃した際、似た手段で逃げられた経験からソロの機転を見破ったとされる。ボバは、惑星[[スター・ウォーズ惑星一覧|ベスピン]]のクラウド・シティまで、愛機「スレーヴ・ワン」でミレニアム・ファルコンを追跡し、ダース・ベイダーと共にソロらを罠にはめ、捕える事に成功した。
 
[[ハン・ソロ]]は自身の操縦する[[ミレニアム・ファルコン]]を、帝国軍戦艦が投棄したゴミに紛れさせるという奇策で、帝国軍の追撃を出し抜いたのだが、ボバはこれを見逃さずソロたちの後を追跡した。これは『[[スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃|エピソード2/クローンの攻撃]]』で父である[[ジャンゴ・フェット]]とジェダイの騎士[[オビ=ワン・ケノービ]]を追撃した際、似た手段で逃げられた経験からソロの機転を見破ったとされる。ボバは、惑星[[スター・ウォーズ惑星一覧|ベスピン]]のクラウド・シティまで、愛機「スレーヴ・ワン」でミレニアム・ファルコンを追跡し、ダース・ベイダーと共にソロらを罠にはめ、捕える事に成功した。この際、ボバは[[ジャバ・ザ・ハット]]からもソロに懸けられた懸賞金を貰うため、ダース・ベイダーから報酬の一部としてカーボナイトで冷凍されたハン・ソロを貰い受けた。ボバはダース・ベイダーもその腕を認める賞金稼ぎであり、ボバもベイダーを信頼していた。その実力から有名であったとはいえ、あくまで一介の賞金稼ぎでありながら、劇中ベイダーとも対等の口調でやり取りする。この事からも“最強の賞金稼ぎ”と言われた、父にして自身のクローン元である[[ジャンゴ・フェット]]の才能を継ぐ賞金稼ぎに成長したことが分かる。帝国軍も他の賞金稼ぎも気付かなかったハン・ソロの奇策をただ一人見逃さなかった抜け目のなさや、ダース・ベイダーとも対等にやり取りする様、身を包むアーマーには全身に様々な武器を備えているという設定などから、映画本編での出番自体は少ないながらも、ファンの間でメインキャラクターに引けを取らない人気キャラクターとなった
 
帝国軍も他の賞金稼ぎも気付かなかったハン・ソロの奇策をただ一人見逃さなかった抜け目のなさや、ダース・ベイダーとも対等にやり取りする様、身を包むアーマーには全身に様々な武器を備えているという設定などから、映画本編では出番も台詞も少ないながらも、ファンの間でメインキャラクターに引けを取らない人気キャラクターとなった。
 
『エピソード5』と『エピソード6』の間を描くスピンオフ(外伝)作品『[[スターウォーズ 帝国の影]]』のコミック版では、ソロをジャバ・ザ・ハットの元まで届ける際も、ボスクやザッカスなどのバウンティハンター・[[ギルド]]から執拗な追跡を受けるものの、彼らを出し抜きジャバの下にソロを引き渡し、懸けられていた賞金を手に入れた。
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映画ではそれ以降の描写がないが、[[スター・ウォーズのスピンオフ一覧|スピンオフ]]小説などでは、着ていた装甲服のおかげでサルラックに消化されずに助かり、吐き出されたところを同業者であるデンガーに救われた事が明らかにされている。スピンオフコミック『ダーク・エンパイア』にて、ソロと[[レイア・オーガナ]]の前に姿を現す。それまでは、依頼主のためだけに仕事をこなしていたが、その後は己のプライドにかけ、ソロを執拗に追うようになったが、次第に良きライバル関係になる。[[スター・ウォーズ世界の用語一覧#生物・種族|ユージャン・ヴォング]]の侵略に対して共闘する場面も描かれている。スピンオフ小説の設定では娘(クローンではない)がいる。
 
[[1997年]]の《特別篇》以降の『[[スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望|エピソード4/新たなる希望]]』では、合成によって出演シーンが追加された。ジャバ・ザ・ハットがハン・ソロに借金の取り立てに行く場面で、ジャバの用心棒の一人として同行している。
 
帝国や犯罪組織に雇われては、数々の賞金首を的確に仕留めてきた、信頼と実績の賞金稼ぎである彼は、伝説の傭兵集団「マンダロア兵団」専用の装甲服を着ている。また、腰にぶら下げているのは、高い戦闘能力で知られる[[ウーキー]]族を討ち取り、"戦利品"として得た、頭髪である。武装船は「'''スレーヴ・ワン'''('''Slave I''')」と呼ばれる(『エピソード2』にて、元は父ジャンゴの宇宙船であることが判明する)。サルラックに呑み込まれてから復帰してしばらくは、「'''スレーヴ・トゥー(Slave II)'''」と呼ばれる宇宙船を用いていたが、ビィスのシールドに突っ込み大破して以降は、取り戻したスレーヴ・ワンを再び愛機とした。