「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」の版間の差分

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一方、ソロ達を乗せたファルコンは執拗な帝国軍の追撃を受け、ハイパードライブの起動を試みるが、修理が不十分であったため失敗。機転を利かせたソロはホスの付近にある[[小惑星帯]]に逃げ込み、何とか追っ手を振り切る。ファルコンの修理を行う中で、ソロとレイアは急速に距離を縮めていく。しかし、逃げ込んだ[[小惑星]]の穴は巨大な宇宙の怪物[[スター・ウォーズ世界の用語一覧#生物・種族|スペース・スラッグ]]の巣であることが分かり、ファルコンは飲み込まれる寸前に脱出する。味方艦隊の遅々として進まぬ捜索に業を煮やしたベイダーは[[ボバ・フェット]]を始めとする銀河中の腕利きの[[賞金稼ぎ]]を呼び寄せ、報酬を与える代わりにファルコン号を見つけ出すよう命じていた。ソロは再び帝国軍に発見されながらも[[スター・デストロイヤー]]の[[索敵]]範囲外に逃れ、旧友[[ランド・カルリシアン]]が執政官を務める[[スター・ウォーズ惑星一覧|クラウド・シティ]]のある雲の惑星[[スター・ウォーズ惑星一覧|ベスピン]]に向かう。しかし、ボバの乗るスレーヴ1が不気味にその後に追随していくのだった。
 
一方、ベイダーはソロやレイア姫を取り逃がした部下のピエットらに対し苛立ちと不信感をあらわにしつつ瞑想に入っていた。だが、ピエットはその瞑想をも妨げる。怒るベイダーに対し、ピエットは恐怖の色を浮かべて「皇帝陛下がお呼びです」と報告する。皇帝は、デス・スターを破壊したスカイウォーカーの息子がフォースに騒乱を巻き起こしていると告げた。そしてベイダーは皇帝に、ルークをフォクサイドスの暗黒面に引き込むか、それを拒むなら抹殺すると申し出た。
 
その頃ルークはダゴバに不時着するも、ダゴバは泥と沼だらけでとても人の住めるような星ではなかった。そんな折に現れた小柄な老人はR2にイタズラをしたり、ワガママを言うなどしてルークを困らせるが、この老人こそがルークの探している偉大なるジェダイ・マスター、ヨーダであった。ルークを試していたヨーダは、年齢を重ねすぎており、我慢強さがないルークの指導をためらうが、オビ=ワンの説得によりやっと修行を始める。しかしジェダイとしての意識が低いルークはフォースを完全に信じきることが出来ず、訓練は思うようにはかどらなかった。ある日、ルークはヨーダの「武器を持つな」という忠告を聞き入れずに謎の洞窟へ赴き、突如現れたベイダーの幻影と剣を交え、その首を切り落とす。ベイダーのマスクの下から現れた己の顔、即ち己の暗黒面の象徴にルークは戦慄する。
 
クラウド・シティに到着したソロ達はランドからもてなしを受けた。しかしランドは帝国のクラウド・シティへの不干渉と引き換えに、ベイダーに彼らを売り渡す。ソロ達の危機を予知したルークは、ヨーダとオビ=ワンの制止を振り切ってベスピンへ飛ぶが、それを察知したベイダーはルークの捕獲・護送の手段として彼をカーボンフリーズ(炭素冷凍)にかける事を画策、ソロがその実験台とされてしまう。ベスピンに到着したルークは護送されるレイア達を発見し、その直後にベイダーと対決することになるが、その強大なフォースに翻弄される。冷凍室から下層の回廊、更にクラウド・シティ中核へと場所を移した戦いの末に、ルークはライトセーバーごと右手を斬り落とされてしまう。満身創痍のルークに、彼をフォースの暗黒面に誘うベイダーはある衝撃的な事実を告げるが、暗黒面への誘いを拒否したルークは奈落へ身を投げる。
 
== 登場人物・キャスト ==