「デレク・ジーター」の版間の差分

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{{by|1996年}}は、{{by|1962年}}の[[トム・トレッシュ]]以来となるルーキーでの開幕スタメン遊撃手に抜擢され、ソロ[[本塁打]]を放つなど、[[クリーブランド・インディアンス]]からの勝利に貢献している<ref name="bio1996">{{Cite web|url=http://mlb.com/team/player_career.jsp?player_id=116539&y=1996|title=Derek Jeter 1996 Career Highlights|language=英語 |accessdate=2008年5月25日 }}</ref>。[[9月5日]]から[[9月27日]]にかけて17試合連続安打を記録、新人選手としては球団史上[[ジョー・ディマジオ]]の18試合に次ぐ最長記録となった<ref name="bio1996"/>。この年にレギュラーに定着し、打率.314を残して[[ルーキー・オブ・ザ・イヤー (MLB)|新人王]]を満票で受賞<ref>{{Cite web|url=http://www.baseball-reference.com/awards/awards_1996.shtml#ALroy|title=Baseball Awards Voting for 1996 - Baseball-Reference.com |language=英語 |accessdate=2008年5月25日 }}</ref>。同年の[[ポストシーズン]]でも活躍し、ヤンキースにとって18年ぶりのワールドチャンピオン奪取に大きく貢献した。
 
{{by|1997年}}は159試合に出場し、打率.291・10本塁打・70打点と前年以下の数字となった。{{by|1998年}}は、[[6月4日]]から初の[[故障者リスト]]入りとなり12試合に欠場した<ref name="bio1998"/>が、復帰後の8月には50安打を放ち、球団史上ディマジオの53安打(1941年7月)以来の月間50安打を達成。<ref name="bio1998"/>[[プレイヤー・オブ・ザ・マンス|月間MVP]]に選出された。この年は初めて[[1998年のMLBオールスターゲーム|オールスターゲーム]]にも選出され、シーズンでは149試合に出場。打率.324・19本塁打・84打点、また30盗塁を記録し、MVPの投票で3位に入った。本塁打数は[[ロイ・スモーリー]]の遊撃手としての球団記録16を更新し、203安打を放ち、遊撃手として球団史上2人目となる200本安打を達成した<ref name="bio1998">{{Cite web|url=http://mlb.com/team/player_career.jsp?player_id=116539&y=1998|title=Derek Jeter 1998 Career Highlights|language=英語 |accessdate=2008年5月25日 }}</ref>。
 
{{by|1999年}}には打率.349(リーグ2位)、134得点(リーグ2位)、219安打(リーグ1位)と、いずれも自己最高の成績を残した。また、本塁打(24)、打点(102)、出塁率(.438)、長打率(.552)などでも自己最高を記録した。
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{{by|2005年}}は159試合に出場し、打率.309・10本塁打・70打点・14盗塁だった。オフには2年連続でゴールドグラブ賞を受賞した<ref>{{cite web|url=http://newyork.yankees.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20051101&content_id=1263360&vkey=pr_nyy&fext=.jsp&c_id=nyy|title=Statement from Derek Jeter regarding 2005 Gold Glove|work=MLB.com Yankees Press Release|author=|date=November 1, 2004|accessdate=August 8, 2014}}</ref>。
 
{{by|2006年}}、[[2006 ワールド・ベースボール・クラシック|ワールド・ベースボール・クラシック]]に[[2006 ワールド・ベースボール・クラシック・アメリカ合衆国代表|米国代表]]の一員として出場し、チームは2次リーグで敗退したものの、自身はベストナイン(遊撃手部門)に選出された。シーズンでは打率.343(リーグ2位)、213安打(リーグ3位)と打撃面で、34盗塁の好成績を残し、[[ゲーリー・シェフィールド]]や[[松井秀喜]]が故障離脱するなど苦しいチームを地区優勝に導いたとして[[最優秀選手 (MLB)|MVP]]候補の最右翼に挙げられた<ref>[[出野哲也]]「ア・リーグMVP&サイ・ヤング賞 真のMVPは誰だ!!」 『月刊スラッガー』104号、日本スポーツ企画出版社、2006年、雑誌15509-12、8-13頁。</ref>。結果は[[ジャスティン・モルノー]]([[ミネソタ・ツインズ|ツインズ]])にMVPを譲ったものの、[[ハンク・アーロン賞]]と[[シルバースラッガー賞]]、3年連続となるゴールドグラブ賞を受賞した。
 
{{by|2007年}}は156試合に出場し、打率.322・12本塁打・73打点・15盗塁だった。2年連続でシルバースラッガー賞を受賞したが、3年連続で受賞していたゴールドグラブ賞は受賞を逃してしまった。
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[[Image:Derek Jeter Hit -2722 edit.jpg|thumb|left|200px|ヤンキース球団安打記録樹立時(2009年)]]
{{by|2009年}}、[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|ワールド・ベースボール・クラシック]]に[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック・アメリカ合衆国代表|米国代表]]の一員として再び出場。米国代表に辞退者が相次ぐ中、真っ先に参加を表明し、大会期間中もMLBのスポークスマン的な役割を果たした<ref name="ss">出野哲也 「BEST PLAYER RANKING 2009/C 2009捕手ッランキング」 『月刊スラッガー』2009年6月号、日本スポーツ企画出版社、2009年、雑誌15509-6、28頁。</ref>。チームは準決勝進出を果たすも日本代表に敗れ、連覇を果たした日本を「優勝は何も驚くことじゃない」と称えた。そして「日本はひどい。みんな足が速いんだ」と感嘆していた<ref>[http://sankei.jp.msn.com/sports/mlb/090325/mlb0903251036017-n1.htm 【WBC】「日本はひどい。みんな足が速いんだ」 ジーター感嘆] 2009.3.25 10:35 MSN産経
</ref>。同年8月16日のマリナーズ戦で、通算2674本目のヒットを放ち、[[ルイス・アパリシオ]]が持っていた遊撃手としての通算安打数メジャーリーグ記録を更新した<ref name="sshitsmark">{{Cite web|url=http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20090816&content_id=6456352&vkey=news_mlb&fext=.jsp&c_id=mlb|title=Jeter sets all-time shortstop hits mark|language=英語 |accessdate=2009年8月18日 }}</ref>。9月9日の対レイズ戦で、3安打で[[ルー・ゲーリッグ]]の持つヤンキースの安打記録2721本に並び、2日後のオリオールズ戦で記録を更新した<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/09/13/21.html ジーター ゲーリッグ超えの2723安打],スポニチ,2009/09/13</ref>。シーズン前には年齢から「限界説」も唱えられていたが、例年3~4週間取るオフを2週間で切り上げ、下半身を徹底的に鍛え抜いたことにより、打率.334・18本塁打・30盗塁とキャリアハイに迫る活躍を見せ<ref name="sugao">出村義和,[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/text/200909160001-spnavi.html ジーターの見果てぬ夢 ヤンキースの球団記録を塗り替えたキャプテンの素顔],スポーツナビ(2009/09/16)</ref>、安打数も2年ぶりに200安打を放った。オフには4年連続となるシルバースラッガー賞と3年ぶりのゴールドグラブ賞を受賞した。
 
{{by|2010年}}はシーズンを通して調子があがらず、打率.270と低迷。しかし圧倒的な人気は健在であり、ファン投票でのオールスターゲーム出場は5年連続で達成した。また同年シーズンに、[[ベーブ・ルース]]越えの2874安打を放った。守備では遊撃手として両リーグ1位の守備率.989を記録し、自身5度目のゴールドグラブ賞を獲得。一方で[[守備防御点]]-13(リーグワースト2位)、[[プラスマイナスシステム]]-13(同ワースト2位)、[[UZR]]-4.7(同ワースト3位)と、セイバーメトリクスの点からは守備範囲の極端な狭さが指摘されており、メディアでもこの受賞に批判的な論調が多数を占めた<ref>http://espn.go.com/blog/SweetSpot/post/_/id/6238/gold-glove-results-mixed-as-usual</ref><ref>http://sports.espn.go.com/mlb/news/story?id=5784846</ref><ref>http://www.fangraphs.com/blogs/index.php/derek-jeter-won-the-gold-glove-because-hes-old/</ref>。オフの12月7日にヤンキースと総額4800万ドルの3年契約(2014年・800万ドル+出来高900万ドルのオプション付き)に合意した<ref>{{cite web|url=http://newyork.yankees.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20101207&content_id=16270464&vkey=pr_nyy&fext=.jsp&c_id=nyy|title=Yankees re-sign shortstop Derek Jeter to a three-year contract through 2013 with a one-year player option for 2014|work=MLB.com Yankees Press Release|author=|date=December 7, 2010|accessdate=August 8, 2014}}</ref><ref>{{cite web|url=http://newyork.yankees.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20101207&content_id=16270452&vkey=news_nyy&c_id=nyy|title=Jeter happy with deal, displeased by process|work=MLB.com|author=Bryan Hoch|date=December 7, 2010|accessdate=August 8, 2014}}</ref>。